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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Monday, November 29, 2004last weekend
金曜の夜からすさまじい風が吹き荒れていました。深夜3時ごろ風がやんでいたので外に出てみると全ての雲が飛ばされた、ただの暗い空が広がっていました。しかし西の空がとても明るいことに気付き、その方向へ目を向けると、満月に近い月が煌々と輝いていました。
日曜、休日出勤。仕事をぱっぱか片付け東京西部の国立市に向かいました。国分寺から国立あたりは高校生のころよく遊んでいたエリアなのですが、JR国立駅で降りるなんて、いやあ久しぶりです。昔の面影をどうのこうの言う前に、当時どのようであったのかという記憶がありません。南口駅前から真っ直ぐに(南下)走る幅広い道路=大学通り(一橋大学があるのでそういう名称)を中心に、斜めに南東と、南西方向にそれぞれ延びる道路があったことは憶えていました。 それを南東方向に向かうとRCサクセション、忌野清志郎さんに歌われた「たまらん坂」があるほうだな。あのころRCサクセションは現役バンドだったなあ。 しかしこの日は富士見通りと呼ばれる南西方向に向かい、駅から5、6分くらい、「書簡集」という名の喫茶店にはいりました。マスターにフレンチブレンドを注文して店内を見回します。この初めて訪れたこじんまりとした喫茶店では写真展が催されており、その写真がお目当てだったのです。マスターは真鍮打ち出しなのでしょうか、とても素敵な器具でコーヒーを淹れてくれます。 「射影鏡」というサイトを訪問したのは先週の頭くらい。そこの作品群に惹かれ、webmaster、にのみやさんの写真展が開催中であると知り、まさに飛んでいったようなものです。 サイトに掲載された写真の多くは黒を基調としつつ、ハイライトまでに至る調子は超ハイコントラスト、そして粗々しい粒子効果を用いており、僕の心に容赦なくはいり込んできました。食い入るように見入ってしまう感じと、圧倒され仰け反ってしまう感じが入り混じった不思議な感覚、電気が走ったといえばいいのかな、とにかくいっぺんに好きになってしまったのです。 そして訪れた写真展。あれれプリント白い。成人女性と少女をモデルにした約10点ほどの作品は白を基調としたトーンで展示されていました。モデルさんに感情的な表情を抑えさせたディレクション。そこからは不思議と生きているというリアリティを強く感じました。写真展は10月から行われていたようですが、この展示は先週25日から始まり(題:白い部屋)、それ以前が黒を基調とした作品を中心とした展示(題:降り積もる記憶)であったことを、用意されていた資料ブックから知ることができました。たいへん丁寧に作成されたブックで前回展示作品の、印画紙への引伸ばしプリントではありませんが、(スキャン-->プリンター?)A4サイズプリントを拝見することもできました。また制作ノートと題されたブックからは作品のネガの状態をうかがい知ることができるストレート焼き(スキャン?)っぽい画像を見ることができ、プリント作業によっていかに作品表現力が増しているかがわかります。 にのみやさんの作品に触れて写真表現するということを、もう何度も行っているのですが、あらためて考える機会になった気がします。どう考えたのかは、今後の僕の写真に表れたらいいなと思っています。(僕が超ハイコントラスト、超粗粒子をやるということではありませんが) とてもおいしいフレンチブレンドを飲み干したら、もう日が沈みそうな時間になったので書簡集さんをあとにしました。
Comments:
実は、ODPはガガッと仕事してサクッと辞任しちゃったんですが、射影鏡さんは確かにボクが自分で掲載したサイトでした。カテゴリとして文学に譲るか写真でいただくかで悩んだという経緯もあるのですが、数百のサイト情報を編集する中で感銘を受けた数少ない作品群が射影鏡さんだったんですよ。ここだけのハナシですけど。
いや、さすがNiijimaさんだな、と思って。 Post a Comment << Back to the top of diary Archives(previous archive links)
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