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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Saturday, February 05, 2005deep ensemble
昨日の事件の続報を読んでいたのですが、被害者の顔写真が掲載されていました。これをなぜゆえ掲載するのか、理解できません。報道においても必要のないことだと思うのですが...
その紙面を覗き込んだ、うちの娘が「あー、あかちゃんだよー。おしゃぶりしてるー。かわいいねぇー。」と言うではないですか。僕は言葉を失い「実はこのあかちゃんはね、」と事実を伝えてやることができませんでした。 さて気を取り直して、昨夜のジャズ・ライブ。僕がいま一番気になり、かつさらなる成長を見続けていきたいと思っているピアニスト、清水絵理子さんのライブでした。共演はお名前は存じていたものの、その演奏には初めて触れることになるパーカッショニスト、仙道さおりさんとのデュオ。 今回の場所はライブハウスではなく、新宿のTOPS BAR2というショット・バーでのライブ。事前にお店を紹介したグルメ系HPを見たところ、ピアノはグランド・タイプではなく、アップライトでしたので、ピアニストは背中しか見れないので、カメラを持参しませんでした。が、それは大失敗。 仙道さんのプレイが素晴らしく、(耳はアンサンブルを捉えていましたが)目が釘付けになっていたからです。仙道さんをメインに撮らせてもらえば良かったー! 1回目のステージ終了後に店に着いたのですが、休憩中の清水さんと少しおしゃべりをした後、ステージになっている場所を観察。しかし仙道さんが演奏すると思われる場所には、コンガやボンゴなどよく見かける楽器はなく、たぶんイスとして使っているのだろう四角い箱、そしてスタンドに組まれた小さなシンバル類、脇に小物類しかなかったのです。小物中心に演奏するのかなぁ? 2回目のステージが始まりました。すると仙道さんは自らが座る、その四角い箱を叩きだしたのです。腰を折り、両脚を開いた状態で、椅子となっている箱(正しくは楽器)から素晴らしいリズムを歌わせます。箱の高い場所を叩けば高域のッタンという音が鳴り、中央付近では低域のボンという音。時には硬い木で覆われた側面を叩き、かつ足首に巻いた鈴でビートを刻む。小物をときおり傍らから取り出し、スタンドに組まれたシンバルでアクセントも付ける。その色彩に満ちたリズムは、謎の箱を中心に組み立てられ、うぉーって驚愕の声を上げてしまいました。 その後の休憩時、仙道さんに訊いたところ、その箱=楽器は旭川の職人さんが手作りで生産しているもので、いまこれなしには演奏できないほどハマっているそうです。箱は(そうですねオーディオのスピーカーを想像すると解りやすかかも)強靭な化粧板で作られており、通常の打面は皮ではなくベニア製。そのベニアの裏側には(僕はスネアドラムのスプリングを代用しているのかと思いましたが)ギターの弦を6本張っており、ゆえに高音部を叩くとパララっとスネアのような響きを得られます。背後は閉じられてなく低域の鳴りはそこから抜けていく仕組みになっていました。 このTOPS BAR2は入店してすぐの場所に演奏スペースがあり、そのスペースに近いカウンター席がライブ目当てのお客の席。長細い店はかなり奥まで続いているので、ただ飲みにきた方々も大勢いらっしゃいました。 こういう場所ですからスタンダード曲を中心に心地よい演奏が為されるのかと思いきや(そういう場所で清水さんがどういうアプローチをするのか興味があったのですが)、2人のアンサンブルは、もう最前線の深いジャズを聴かせてくれました。清水さんによるとココは結構自由に演奏をやらせてもらえるから、とのこと。2回目ステージ2曲目に演奏したジョン・コルトレーンのAll Or Nothing At All(でしたっけ?)は最上のジャズでした。 3回目のステージではクロマティック(半音階)ハーモニカの名手matsumonicaさんが飛び入りで参加し、ご機嫌度がUPしたステージに魅せられました。 Archives(previous archive links)
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