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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Tuesday, February 01, 2005facing you
それが彼女であると、確信に満ちた判断をすることができなかった。しかし彼女であってほしいという感情が芽生えたのは紛れもない事実だ。
毎月の終わりから始めにかけて、僕はブックマークしているジャズ・ミュージシャン、ライブハウスのページを巡ります。その月に行われるライブ・スケジュールをチェックするのです。いくつか見たいライブを候補に選んでおき、あとは仕事の都合との調整で絞っていくのです。ときどき新たなミュージシャンのライブを開拓してみようという気にもなり、ウェブ・サーフィンがどこまでも続いていくこともあります。 今日、都内で活躍をしている外国人ベーシストのサイトを見ていたのですが、彼が日頃の仕事で撮ってもらったスナップをたくさん載せているページがありました。へぇー、いろんなミュージシャンと仕事をしているんだなぁと、写真を見てまわっていたところ、ある写真に添えられたキャプション、彼と一緒に写っている人名に目が留まりました。そこにはNさんの名前があったからです。 早速その写真2点のサルネイムをクリック。少し大きいサイズにして見てみます。 僕が知っているNさんだろうか? 顔立ちを少しキリっとさせたメイク、容赦なく浴びせられたストロボ光によって、記憶とは少しズレた表情の女性が写っていました。 もう20年以上前のことになりますが、僕は東京西部にある都立高校に通っていました。仲間と授業をサボり、部活で汗を流し、バンドをやったりと、ごく普通の高校生だったと思います。そしていくつかの恋もして、校内、校外の女の子と付き合ったりもしました。ここだけの話し(?)Nさんというのは当時の僕の彼女だったのです(当時はNちゃんと呼んでました)。 高校生同士ですからね、おままごとのような恋愛だったんじゃないかしら。今思い返すと、けっこう恥ずかしいというか、くすぐったいというか、でも少し痛かったりして。結局最後は僕がフラレちゃったんです。 産まれてから高校を卒業する18年という年月、それを充分に超える時間を高校卒業後に過ごしてくると、あの日々の自分がいかに幼かったかを理解し、またあの日々の出来事があまりにも眩しかったことをも実感せざるをえません。 残念なことに、その外国人ベーシストのサイトにはリンク集のページがありませんでした。そこでNさんの名前でグーグルしてみたのです。 実は10年ほど前、都内のライブハウスのスケジュール表にNさんの(あるいは同姓同名の)名前を見つけたことがあるのです。幼少のころからピアノを習っていた彼女は、高校生のころもズバ抜けて上手く、彼女がプロのピアニストになっていても不思議ではないなと思ったことがありました。しかし当時、そのNと書かれたピアニストが彼女であるかどうか確かめることはしませんでした。 グーグルの結果、ヒットした件数17700。これは凄い件数だぞ。例えば「浜崎あゆみ」で検索すると399000という圧倒的な数字が出てきます。ジャズ・アーティストの場合、メジャー・レコード・メーカーからリリースされている中堅、いやもうベテランかしら、ピアニストの「木住野佳子」さんの場合6360。しかし17700って...「ケイコ・リー」の18800に匹敵する数字です。 どういうことだろう? と思えば(ちょっとビビったが、理由が解ってしまった)AV女優で同姓同名の人がいたのです。まさか違うよねと、確認の意味で(?)その女優さんのページを拝見。似ても似つかない人でしたぁ。 気を取り直し、リストを順に見下ろすと、1ページ目7件目に「音楽家・ピアニスト N Official Web Site」を発見! 早速アクセス。トップページ、海外で写したのだろうか、雰囲気のある風景写真がコラージュされている中に彼女のスナップ1点。しかしその横顔は髪に隠れてうかがい知ることができません。プロフィール、プロフィール、プロフィールのページはないかな? とクリック。そのページには音楽的な幅をどんどん広げ、他ジャンルのアーティストたちとのコラボレーションするに至る、充実したキャリアを物語るバイオグラフとともに、懐かしい表情の彼女の写真がありました。間違いありません。ジャズ・ピアニストNは、僕が知っているNちゃんだったのです。 お付き合いをしていた当時、ジャズ・ピアノに興味があるという彼女にキース・ジャレットのソロ・ピアノ・アルバム「Facing You」を貸したことを思い出しました。 いまPCのスクリーンの前にあなたがいます。 僕はメールを書きました。 突然のメールで失礼致します、憶えていらっしゃいますか?
Comments:
おおえさん、お粗末様です。
ライブ行ってみたいです。彼女がどんなピアノを弾くのか、とても興味があります。一応謙って、もしご迷惑でなければライブに伺わせてくださいと、メールにも書いたんです。返事くるかなぁ?
と、と、とっ、トキメキっ! トキメキ、ドキドキ、トキメキ。
実際に再開するときにはトキメクのかなぁ? こういう経験ないですからねぇ。 新しい彼女とデートするようなトキメキではないですよね。 再開を喜ぶって感じ、でも20年はあまりにも長ーい。 その間の人間の変化って(お互い)想像がつきませんから、そういう意味ではドキドキ。 Post a Comment << Back to the top of diary Archives(previous archive links)
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