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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Wednesday, March 02, 2005obtained my wish
9月15日、お店から撮影許可されず。
12月1日、またお店からライブ中の撮影は遠慮してほしいと言われ、ライブ終了後オフ・ステージを撮る。 これがジャズ・ストリングス・クァルテット「天然隊」ライブでの実績。すなわちオン・ステージ写真を撮れていないんです。すごくカッコイイので、是非撮りたいのですが、なかなかうまくいきません。しかし純粋に彼女たちが奏でる音楽にも惚れていますので、ライブそのものを楽しんでいますし、何度も通いたいプログラムでもあるんです。 そんなことで昨夜も行ってきました。六本木サテンドール、有名なライブハウスですが今回初めて訪れます。メンバーは「天然隊」+MIYAさん(FL)、斎藤草平さん(B)、佐藤浩一さん(Pf)、紺野智之さん(DR)のオクテット(八重奏団)。 お店には事前にメール予約をし、最前列、弦楽四重奏の前の席希望とわがままを書いておきましたら、ほんとにそんな席を用意していただけました。やるなぁ六本木サテンドール。書いてみるもんだ。 演奏が始まりました。ここはビルの4階にあるお店にもかかわらず、天井が高く、音的に期待していたのですが、PAのバランスはあまり良くありませんでした。ピアノはもう少し出てこないといけませんね。弦のほうではヴィオラとチェロをもっと拾ってあげるべき。というか、1st、2ndのヴァイオリンも含めてアンサンブル時とソロの時できちんとメリハリをつけないと、ソロが聴こえないお客さんもいたのではないでしょうか? 1stステージではトゥーツ・シールマンスの「Bluesett」、MIYAさんの「Tri」と3拍子が2曲あり、それぞれ素晴らしい出来でしたが、ピアノの佐藤さんと、ドラムの紺野さんが、このグループに初参加ということもあり、アンサンブル的にはまだまだ手探りな状態のようでした。 1stステージ終了後、天然隊・チェロの平山織絵さんと、ヴィオラの梶谷裕子さんが席まで来てくださったので、12月1日に撮ったオフステージ写真をお渡ししました。 そして、このお店は撮れるかなぁとポツリと言ってみたところ、平山さんがお店と交渉してくださいました。ほんといつもお世話かけます。で、お店の返事は「ストロボは使わず、3、4枚撮る程度ならいいですよ」とのこと。3、4枚かぁ、微妙ー。 しかし撮影はできるのですよ! 半年待ちましたけど。平山さんありがとうございます。 弦楽四重奏(弦カル)は4人が半円を描くように座ります。場所によって奥行スペースがない場合は1直線に並ぶ場合もありますが、4人のアンサンブル、アイコンタクトを考えると、半円になることで意思疎通がよりスムースになるからです。通常舞台下手(客席からみて左)側から1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと並ぶのが一般的。グループによってはヴィオラとチェロを逆にして低音部のチェロを中央側に置く場合もあります。昨夜の天然隊は後者の並びでした。 そしてあまり(ほとんど)ないことなのですが、昨夜はスペースの都合上、その半円が横向きになった状態。最前にいる僕の席から最も近いのがヴィオラ、次にチェロ。このお二人は真横を向いています。僕の席はL字型のソファ席(にひとり)だったので、なるべく弦カルの正面になるような位置に座り直します。 一番近い梶谷さんには1.5メートルの距離。もっとも奥になる2ndヴァイオリン、高橋亜聖さんまで3メートル。さあどうやって撮りましょうか。 4人の広がりからレンズは広角28mmでなければフォローできません。でも広角ならば被写界深度的に有利になります。その深度、絞り値ですが、照明が思ったより暗くEI6400、1/60秒で、f4。うーん、f5.6くらい稼げればよかったのになぁ。 そしてシャッタータイミング、今回は枚数稼いでなんとかする作戦はできません。でも3、4枚じゃあ、なにもできないですから、さりげなく、スっと撮る方法で枚数稼いじゃいましょう。一撃必撮のストリートスナップのような感じです。 ピントを2メートルちょい前に合わせておいて、深度足りているかなぁ?、腿の上にカメラを置いておきます。しっかり4人がアンサンブルで演奏しているときにフレーズを聴きながら、4人の弓の動きを計り、予測をたてたタイミングに合わせてカメラを持ち上げ、レリーズ。弓が揃っているときのほうが絵としてかっこいいですからね。そしてすぐカメラを下ろす、ということを繰り返し、結局3rdステージの終わりまでに12、3カットくらい撮りました。 ほんとはフルートのMIYAさんも撮りたいのですが、照明がほぼ頭上にあり、服は充分な明るさがあるのですが、お顔が影になってしまっているので、今回は天然隊だけに集中しました。 2ndステージではウェイン・ショーターによる「Footprints」の夢見るような美しさ、MIYAさんオリジナル「Globe」のトリッキーなアレンジが。3rdステージではアントニオ・カルロス・ジョビン「もしすべてがあなたと一緒だったら」の秀逸なアレンジが素晴らしかったです。 1st Stage Stella By Starlight (Victor Young) Bluesett (Toots Thielemans) When I Falling Love (Victor Young) Invitation (?) Tri (Miya) 2nd Stage My Romance (Richard Lodgers) Footprints (Wayne Shorter) Iron Acton (Miya) Take The A Train (Duke Ellington) Globe (Miya) 3rd Stage Armando's Rhumba (Chick Corea) I Love You (Cole Porter) Aqua de Bebe (Antonio Carlos Jobin) もしすべてがあなたと一緒だったら Se todos fossem iguais a voce (Antonio Carlos Jobin) Sippin' At Bells (Miles Davis) 結構ボリュームのあるライブですよね。これだけ充実したライブを楽しんで、飲食代(そんなに飲み食いしませんが)含めて5千円ちょうどでしたから、六本木サテンドールさんはとてもリーズナブルなお店であることも付け加えておきます。 Archives(previous archive links)
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