Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima-

Sunday, April 03, 2005

a formidable middle-aged lady

雨が降るという予報であったのに、朝からよいお天気。午後からうちの実家に娘を連れ遊びにいきました。
うちの娘は、実家のご近所で人気もので「あらー、慧ちゃん遊びにきたのぉ?」(うちの娘の名は慧=けい、といいます。)とオバサン連中からモテモテです。そして(ご近所若夫婦の)Nさん宅の、うちのより1歳上のお兄ちゃん、りょう君と遊んでいたところ、(ご近所オバサンの)Sさんがやってきました。Sさんは、そうだな50歳代後半から60歳なるかならないかくらいの方で、ご主人が写真を趣味とされています。たぶんモノクロ自家現像はされていないと思います。カラーを主に撮っていらっしゃるようです。自宅の庭や、近所での花の写真をよく撮影されているのを見掛けますが、135、中判、そして4×5も持っていらっしゃるはず。Sさんご夫婦には、うちの両親も僕たちもたいへんお世話になっており、僕の結婚式のときには、家内用の手作りブーケをプレゼントしてくださったのです。そしてブーケは投げて独身女性に持って帰ってもらうため(僕たちの)手元には残らないものということで、そのブーケをご主人が撮影したプリントも併せて頂戴しました。淡い花の色を忠実に、そしていい感じの浅い深度で柔らかさを出しており、思い出に残るとても良いプリント。それはいまでも大切にしているのですよ。
で、今日「あらー!」っと現れたのはSさんの奥様のほう。「子供たちの声がしていたから」とカメラを持っています。あら、オバサンのほうも写真やるんだ、とそのカメラを見つめると、なななんと、バルナック・ライカではありませんか! そして初めて見るレンズが装着されています。ROBOTです。ええ! ロボットのレンズ? 僕は娘と、りょう君を日のあたるところへ誘導したり、2人の手を繋がせたり、と黒子に徹しながら、Sさんを横目で見、バルナック・ライカですねぇ、とか言ってたんですが、なんのこっちゃいという顔をしているSさん。ところが、なんの躊躇いもなく、フィルムを巻き上げ、絞りをいじり、シャッターを切る動作に、無駄はありません。恐るべしです。

自宅に戻ってからWEBで、Sさんのライカに着けられていたレンズ、ROBOTのレンズを調べてみましたら、テッサー37.5mm, F2.8のようです。鏡胴がかなり短く(最初はエルマーなどの沈胴式のレンズ、それを伸ばす前かと思ったくらいです)、すごくボディと合わせてもコンパクトにしっくりと収まっていたのが格好よかったです。しかし距離計は連動しない(ということはSさん、ピント目測だったな。)し、イメージサークルも違うようですねぇ。あ、それとスクリューマウントではありますが、専用のマウント・アダプターが必要みたいです。さて、どんな写りになっているのでしょうね。出来上がったら是非、プリント拝見したいものです。

Comments:
意外な人が意外なカメラを使っていると、二重でびっくりするものですよね。写真の話をしないだけで、案外、わりと近いところに、そんな人がいるかも!?
 
いや、ほんとビックリしました。見た目、普通のオバサンですからねぇ。
仰るとおり、身近にもっといるかもしれませんね、そういう人が。
 


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