Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima-

Thursday, August 18, 2005

about the photo exhibition (2)

さて写真展の制作です。普通展示は写真をマットで挟んで額装というのがもっとも一般的。そして写真を作品として完成させる手段。そして長期保存にも有効な仕様ですよね。
しかし今回はこれをしません。Dさんの展示を見に会場となるダイニング・バー&カフェJamさんに初めてうかがったとき、その内装を見て、ああ、印画紙そのものを活かして展示したいと思いました。大きな印画紙をそのままベロンとさせてもいいぐらいの気持ちでしたが、印画紙はそのままでは宙に浮きながら壁に寄り添ってはくれません。そこでパネル化という案が浮上しました。木製パネルではなくスチレンボードを使ったパネルです。
スチレンボードは店頭などで広告POPなどに使われますし、ボードそのものは格調もへったくりもないものです。しかし印画紙全面をピーンと晒すにはおもしろいぞと思ったのです。これなら軽くてカフェの壁への取り付けも容易なようです。(ちなみにDさんはオーバーマットはないもののきちんと額装されてました。)

ボードは反りにくい市販製のなかで最も厚い7ミリのもの。しかし印画紙サイズのものはありません。全てA判かB判サイズ。ホームセンターで巨大サイズのものから切り出してもらうという手もありますが、巨大なものはボード自身の重みで反ってしまっているのがほとんどでした。
結局東急ハンズでA1サイズ(594mm×841mm)を買い、半分に切って小全紙1枚分に充てることにしました。ところが半分にしても420mm×594mmと小全紙より若干大きめ。しかしこの選択は正解でした。そもそも印画紙を貼る(スチレンボードの片面に糊が付いているタイプを購入してます。)際、正確に真っ直ぐ貼るのはなかなか難しい。そこで大きめのボードにある程度ラフに貼り付け、後に余った周囲を切断することにしました。ホームセンターで購入した内装業者用の小型カッターとステンレス製の定規が大活躍です。とくに定規は裏面に滑り止めがある優れもの。カッターを副わせ切断中、あら滑って印画紙も切っちゃったぁ、なんてこともなく作業することができました。

これはボードの周囲を切断する前。印画紙の上に定規をあてるので、きれいな紙を載せ定規で擦れないようマスクさせています。あまりよく見えませんね。本来ボードの下にはカッター傷を残さないようカッターシートなどを敷くのですが、大きなものがなかったので、ダンボール(これはキティちゃんのおもちゃの箱)を敷いています。










そして切断後。ちょいブレてて申し訳ないですが、作業時はこのように周囲に切断したものを残しておきません。これはこの記録用のヤラせです。
切断後、断面から貼り合わせた糊が粒状になって(カッターで切る最中にできるのだと思います)角に付着するため、それらをガムテープでパタパタと取り除きました。
これらの作業にはネガを扱うときにはめる手袋をしていたのは言うまでもありません。

次回は印画紙のチョイスについて書いてみようと思ってます。

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