Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima-

Friday, December 16, 2005

a home-brew Microphen clone (1)

市販の現像薬というのは、いくつかの薬品が処方通り調合された状態で販売されています。すなわちその処方が解り、それぞれの単薬を調達できれば(量、計量時の誤差をある程度黙認すれば)個人でも、自宅で調合できるというわけです。
イルフォードの白黒写真用品が整理されていくなかで(中外写真薬品さんより国内でライセンス販売されていた)現像剤マイクロフェンが製造販売を打ち切られたのは、夏前のことだったと思います。ライブ写真でDELTA3200をEIで3200や4800、ときには6400まで押していく僕にとってマイクロフェンは必要不可欠な薬剤でした。しかし夏に写真展をやったりと今年後半はライブに行く機会が減ったので、ストックとして持っていた品を使い凌いでいたのですが、今後のことも考え、自宅で調合することにしました。
種々の単薬や、電子はかり、その他器具を揃え、今夜準備にとりかかりました。
まずは現像主薬であるフェニドンという薬品。これはなかなか水(湯)に溶けにくいこと。そして使用料がごくごく少ないことを理由に、事前に水溶液にしてしまうのがよろしいとのこと。従来はアルコールなどに溶き、必要量のみ使用、保存性がないので残りを破棄(ああ、高い薬なのにもったいない)としていたようです。しかしtokyo-photo.netさんによると重亜硫酸ナトリウム溶液に溶いておく。またはトリエタノールアミンに溶いておく。とあります。とくにトリエタノールアミン(以下TEA)での溶液はその保存に期限がないことでお勧めのようです。僕はこのTEAを使った別の現像液も処方しようと目論んでおりますので、思い切って入手してみたのです。
このTEA、融点が高いのか、常温ではたいへんドロドロと粘性が強い液体です。よって耐熱ビーカーを買ってきて、その中に注ぎ、熱湯で湯煎しながらフェニドンを溶いてやりました。TEA=100ミリリットルにフェニドン=5グラム。すなわち5パーセント溶液をこしらえたわけです。
明日は実際にマイクロフェンそのものを調合し保存液をつくりたいと思ってます。週末に現像できるように。
あ、テストストリップをつくる撮影もしておかないとっ。

Comments:
ふーむ。なるほど byぴえ
 
ぴえさん、コメント(?)THANKSです!
 


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