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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Sunday, January 30, 2005newspaper, commentary and literature
日曜出勤。休日は稼動している現場担当のエンジニア達、営業担当1名(僕はこれ)、現場機器の保守を行うメンテナンス・エンジニア1名というのが、警備さん、清掃さん、ボイラー・強電周りの保守さんを除く出社ラインナップ。
メンテナンス・エンジニアは現場を動かすためにたいへん重要なポストであり、うちのエンジニアはみんな優秀。その最も長老であるKさんが、体調の関係もあり、平日休み毎週末出勤するようになった。Kさんはとても優しい人柄のオジサン(いや年齢は僕の両親とさほど違いはないからオジイチャンと呼んでもおかしくない)。またキャリアもユニークなので、昔っから僕はKさんと会話をするのが楽しくてしょうがない。 今日もデリバリーの弁当を一緒に食べながら、ちょっと技術的なことの話しをしていた。 ところで話しは全く変わるのですが、うち(自宅ね)は「東京新聞」を取っています。えーっとこれは中日新聞系ですね。大手の新聞に比してエリア内の販売部数が少ないのでしょう、折込み広告が少ない気がします。 少々マイナーなこの新聞を取っているのは、Kさんが薦めてくれたからです。大手新聞があまり好きではないので、という話しを以前していたら「俺は東京新聞とっているぜ、文化教養の記事が充実していてけっこういいんだよね。」とのことでした。 さらに飛んで、29日土曜日、この東京新聞の集金がきました。お代を支払い、1ヶ月分の古新聞を引き取ってもらったのですが、前日28日夕刊の記事でスクラップしておこうと思っていた分も一緒に渡してしまった! まあ一度は目を通したのだからいいかぁ。 その記事は文芸批評です。評者は憶えていないのですが、どこかの大学の教授だったと思います。山崎ナオコーラさんの「人のセックスを笑うな」、白岩玄さんの「野ブタ。をプロデュース」をともに、よく書けているが提示している世界が狭すぎる、みたいなことを書かれていました。これらは読んでいないのでなんとも言えませんが、その狭い世界が大きな世界を象徴している場合もあるのかも知れないなぁ、なんて想像していました。そしてその評者は一方で多和田葉子さんという作家をベタ褒めしていました。これまた僕は一作も読んだことがない。しかしとても興味を持ちました。彼女は「夢と現実の狭間」を書いているのかな? そういうの好きなんですよね。アメリカの作家、スティーブ・エリクソンが大好きなのです。僕は勝手に「夢幻(むげん)小説」だなんて呼んでいますけど。 是非多和田さんの作品も読んでみようっと。 ところで1月16日に紹介した中島たい子さんの「漢方小説」を読みはじめました。軽い文体と主人公・川波みのりの軽い性格がとても読みやすくさせています。まだ40ページほど読んだでけです(とはいえ全138ページ)が、さてこの小説の深さはどこにあるかしら? Friday, January 28, 2005appearance at midnight
今週は少しだけ忙しく、帰宅が遅めになっているのですが、昨深夜、ちょろっと撮影に出掛けました。持ち物は家の鍵、携帯電話、ストップウォッチ、レリーズケーブル、三脚と50mmレンズを装着したカメラのみ。財布も運転免許も持ちません。そう、家のすぐ近所で撮っていたんです。
新しいテーマでの撮影開始です。夜の写真です。といってもキラキラした都市の夜景ではなく、普通の住宅地の夜の姿を撮ってみようと思ったのです。作品レベルに至るのかどうか判りませんが、何ヶ所か撮影地の候補があるので、まずは撮ってみてから方向性、内容など再検討してみようと考えています。 昨夜は候補地のうち、もっとも自宅から近い3箇所を撮ってみました。しかし露出計の針も動かないところなので、1秒から1分まで7EV分段階露光しておきました。という露光時間なのでフィルムはアクロスを選択していますが(だって倍々で計算できるから楽チンでしょ)、現像後、適当な露光時間が判れば超高感度フィルムでの撮影も試してみようと思っています。この場合どれだけのシャッター・スピードで切れるのかに拠りますが、飲み屋帰りのオジサンとか、寒さに身を寄せ合いながら歩くカップルなどが画面に出てきてもおもしろいかな、なんて想像しております。 良いのができたらもちろん新ページを作ってサイトにUPしますが、どれもこれもイマイチでしたら、このページで「この程度でした」と懺悔写真公開します。 Wednesday, January 26, 2005the analog crisis
昨年イルフォードが写真感剤部門の低迷、債務超過がたたり、社を売却する方向で動くという、僕たちモノクロ写真趣味の面々にとってショッキングなニュースが駆け巡ったのはまだ記憶に新しいことです。しかしその後も商品ラインナップを縮小しながらも供給を続けていることを見ると、ひとまずは落ち着いているようですね(プレスリリースが04.9.10.以降出されていないので、正確な情報がないのですが)。
写真の世界がデジタル(デジタルカメラ)を中心に動いているのはもう周知の事実ですよね。 僕の仕事はプロフェッショナル・オーディオに関わる業務なのですが、デジタルというメディアはCDの登場によって、もう長い年月お馴染みのものとなっています。と同時にそのプロセスのデジタル化も早くから進行しておりました。ところがオーディオの世界では、コンシューマー・レベルにおいてアナログLPや管球式のアンプなどいまだにアナログ・システムの熱狂的なファンが存在し、プロフェッショナル現場でもアナログ回路を持つ機器、システムは存在し、使われ続けています。 クラシック音楽の録音はデジタル創明期からシステムのフル・デジタル化が進み、それによりデジタル・クオリティを保つことも商品売上数字につながってきました。しかしポピュラー音楽全般ではデジタルのよさ、アナログのよさのバランスをとりつつ作品が制作されてきました。 レコード、CD制作のプロセスにおける録音媒体とは「テープ」を指していました。ステレオ・2チャンネルのマスターを作成する1/4インチ幅のテープ(一般にオープンリールと呼ばれているもの)、またはその倍の1/2インチ幅のテープ。複数トラック(マルチトラック)を録音するための1インチや2インチ幅のテープ。またデジタル記録をする場合(デジタル・レコーダー)でも大容量を連続的に記録することが可能なため「テープ」は使われてきました。 デジタル・レコーダーでは、このテープに代わるメディアとしてMOやハードディスクに記録していく試みは早くから行われてきましたが、ことポピュラー音楽の現場において「テープ」の存在を脅かす規模になってきたのは、まだここ7-8年のことなのです。 ところで録音メディアで考えた場合のアナログ(アナログテープ)の優位性ですが、なんといっても音圧が稼げるということでしょう。これは物理的な音量レベルが同一に見える場合でも、耳で聞こえる平均的な音量を大きくすることができるという意味です。ダイナミックレンジの幅を大きく必要としないポップ、ロック音楽はその他音色的な理由も合わせて、この音圧を稼ぐという大きな利点のため「いまだに」アナログ用のテープという記録媒体は(アナログレコーダーとともに)、ハードディスクに記録するワークステーション・タイプのシステムと共存して、活躍をしているのです。 この業務用アナログ・テープは専門の販売業者を通じて購入しています。僕たちの現場で通用するテープは古くからスコッチ・ブランドの3M、テープレコーダーでも有名だったAMPEX、欧州代表のBASF(一時はAGFA)、と全て海外メーカー品です。早々にテープ市場から撤退した3M、数度の企業買収にあった末、世から消えたBASFブランド。そしてAMPEXは数年前からその受け皿となったQUANTEGYとして最後の砦を守ってきました。ところがこの最後の砦も、今年に入ってから国内在庫がほんとうに乏しくなってしまいました。販売業者さんも(おそらくうちの社は消費量では国内で最大、世界的にも10指に入るであろう)うちの需要に答えるべく奮闘してきていただきましたが、ほんとうに過酷な状況になってきました。 QUANTEGY社からはなんら正式なアナウンスがなく、「潰れた」という噂が広く先行する中、今日米国の業界情報誌のサイトに行き着きました。そこでの記事によるとQUANTEGY社は財政上の理由から12月末でもって操業が止まっており、一部従業員の解雇があり、再操業の見通しがたっていないとのこと。しかし会社は連邦破産法11条、破産保護の申請を出していないことから、再建を望んでいるようです。 しかし現実的にはどうなのでしょうか? いくつかのテープ・メディアは再操業されるかもしれませんが、プロ用アナログ・テープは? うちの会社の場合、この先に利用予約をされているお客様に対して、その多くがアナログ・テープの使用を望んではいますが、「もう世の中にありません」と答える日が(いずれ来るであろうと思っていましたが)もうすぐ近くであることを実感しました。 ブランドやモデルを選択するだけでなく、同じモデルでも基準録音レベルの設定や、バイアス電流値の微妙な違いを変化調整することによって、そのセッションにおける最良の音色を作り出す、そういった原盤マスター作成はもう2度とできなくなるのでしょうね。 Tuesday, January 25, 2005difference between wine and film developer
photo.netのフォーラム(B&W Photography - Film & Processing)をつらつらと見ていたのですが、XTOL vs D-76/ID-11というスレッドで、X-TOLとD-76が各々のインプレッションで描画比較されていました。
ここではX-TOL派のほうが(こういうスレだからか?)多く投稿されていました。おもしろかったのは描画比較そのものではなくて、X-TOLの保存に関するアイデアを何名かが披露されていたことです。ほとんどのX-TOL派は1+1または1+3で希釈使用されているようですが、1ショットづつ小さなボトルに密栓して保存されているなんて人がいました。1+1希釈で120フィルム1回分、または135フィルム2回分と書かれていたので250mlくらいのボトルを使っているのでしょう。市販パッケージ、1袋溶解させたら20本のボトルが必要ですね。 そして「へぇー」っと思ったのがワインボトルに保存するアイデア。ボトルに注いだ後にワインセーバー(ボトル内の空気を抜いて密栓する器具)を使用していることです。ワインもコルクを抜いたあとはどんどん酸化が進みますからね。まあ蛇腹式のタンクとか、落し蓋がついているタンクなど写真用品店で手に入りますが、こんな手もあるんだなぁ。 ところで少し酸化が進行してしまった現像液は薄黄色していますよね。酔っぱらっていたら白ワインと間違えて飲んでしまいそうですね。 そんなことない? Monday, January 24, 2005Arabian Night
アラブの音楽をときどき聴くことがあります。この世界での音楽に重要な弦楽器に「ウード」というものがあり、これを演奏する日本での第1人者、常味裕司さんのライブにおいてです。その毎度のライブの後に常味さんからアラブ音楽についてのお話をうかがうのですが、その深さには圧倒されるばかりです。
さて今夜はライブに行ってきました。そう、いつものジャズ・ライブではなく、アラブの音楽と舞踏のライブです。 先日仕事に関係したところで、ある舞踏家と知り合う機会がありました。ベリーダンスというアラブの舞踏をされる方です。彼女たちはこの舞踏のインストラクターを務める一方、自身のライブ、イベント出演などの活動もされており、今夜、中目黒でライブを行うとのことでしたので、うかがって楽しんできました。(中目黒「楽屋(らくや)」 今夜のライブは、舞踏の伴奏を務めるバンドが生楽器中心の本格的なものなので、僕が音楽の世界で働いていることもあり、楽しめるライブではないかということで誘われていたのです。ベリーダンス自体は以前吉祥寺のトルコ料理レストランでディナーの合間に踊っていたのを観たことがありますが、こういった専門(?)のライブは初めてです。 ベリーダンスとはその起源を古代エジプトまで辿ることができるらしいのですが、実際にはその時代の踊りは現代のものとかなり異なるようで、こちらはアンシエント・ダンスということで復刻されているそうです。現代のようなスタイルの始まりはオスマントルコの王宮、ハーレムであると言われ、オスマン帝400年の歴史の中で広くアラブ諸国に伝わっていったそうです。 独特の腹や腰を捻らせて踊るスタイルから欧米にてbelly(腹部)の踊りと名が付いていますが、アラビア語ではraks sharki(東方の踊り)と呼ぶそうです。(とはいえ、どう発音するかわからず。) 今夜のバンドは、ウード、ヴァイオリン、パーカッション2名の編成。先の常味さんの演奏はたいていソロで聴く機会が多いのですが、エジプトの楽曲を中心にたいへん深い世界観、音楽観が描かれる演奏で、ウードという楽器による純粋器楽を目指すことをよく話していらっしゃる常味さんらしい音楽と1対1の闘いのような雰囲気を持っています。しかし今夜の演奏は舞踏の伴奏ということもあってか、刻まれるリズムの流れのなか、とてもリラックスした雰囲気がありました。(2人のパーカッションによるリズムの妙が心地よかったです。) 舞踏はもう妖艶であり、かつエモーショナル。女性の肢体というものを充分に活かした表現の美しさ、エンターテインメントとしての躍動、そういったものが細かなリズムとともに見えてきて、最後のほうは会場全体でクラップしっぱなしの盛り上がりでした。 今夜踊られたダンサーは「アルミスタルミス」というグループとして活動されて、ベリーダンス教室も開催されている主宰のBARBEE MAKOさんと、ZIZIさんのお二人。今夜僕がうかがったことをお二人ともたいへん喜んでくれました。お客のほとんどは彼女たちの教え子さんとのことで、女性ばかり。少し遅れて入店したのですが、もう超満員で最初は立ち見を強いられるほど。 今回のライブを見て、撮影イメージが沸きましたので、次回訪れたときには是非撮ってみたいと思い、そのことをお伝えすると「是非撮ってください」とMAKOさん、「よろしくお願いします」とZIZIさんから承諾を得られました。舞踏の写真に一歩近づいてきました。 Sunday, January 23, 2005flowers of romance
舞踏を観ることが好きです。舞踏といっても幅が広すぎますね。いままで熱く観てきたものはクラシック・バレエ。モダン。フラメンコなど。ああそうだバリの舞踏もたいへん素晴らしいです。フラメンコやバリのものは当初音楽のほうから惹かれたのですけれどね。
舞踏は自身の身体をもって表現をおこなうものであるため、たいへん解りやすいものではないかと思うのです。もちろんソフィスティケイトされた表現をおこなうので変に難しく考えてしまうこともできますけどね。しかし僕のような素人でも、圧倒的に上手な人の踊りは案外直感的に見てすぐに判ります。 舞踏家の写真を撮る。これは以前から持っている僕の写真取り組みの課題なのです。(そういえばバリの写真、全然手をつけていない! ウブドという町に滞在した3日間、毎晩舞踏を観に通い、写真を撮りまくったのになぁ。ということで1点掲載。) ![]() なぜ舞踏の写真を撮りたいのか? それは単に舞踏家の姿態が美しいからです。 洗練され、様式化されてはいるものの舞踏の中には擬似恋愛、擬似セックスを連想させる部分もあり(例えばタンゴなどはかなりそういった要素が強いのではないかと思います。)女性舞踏手の姿態からはセクシャルな感覚を禁じえない。(フラメンコにおいては、僕は男性舞踏手の踊りのほうが好きなんですけどね。あの足を踏み鳴らす、フラメンコの言葉でサパデアードって言うんだっけ? の力強さからくる興奮は女性舞踏手からは得られない快感です。)ある一瞬に現れる、その妖艶な華みたいなものを切り取ることができたら、その一瞬を写真の中に閉じ込めておくことがもしできたら、できたらいいなぁ、それは素敵なことかも知れないと思っています。 Friday, January 21, 2005EXISTENCE
前回、ピアニスト野本晴美さんについて書きましたが、最近ピアノ・トリオによる演奏がとても気に入っています。あくまで僕の(現在の)好みの問題ですが、トランペットやサックスなど(ジャズにはかかせない)管楽器が入ってくると、エモーショナルな部分とかが邪魔に聴こえてしまうんです。それと管楽器ってあくまで単旋律楽器であり、音楽を和声的に捉えた場合、管一人では為しえないことになります。(だから管楽器+ベース+ドラムというトリオは存在せず、和声をサポートできるピアノまたはギターが加わり4重奏以上のグループになる。)もちろんそれぞれの管楽器の音色、その美しさや熱さ、力強さ、そして柔らかさなどはたいへん魅力的なものでありますが、楽曲の構造、和声の流れのなかで重層的に展開されるピアノという楽器の発展性みたいなものに惹かれているのかなと思うのです。
さて、そんな僕の現在の好みを代表する演奏があります。ジャズ・ピアニスト白崎彩子さんのCD「EXISTENCE (What'sNew Records / WNCJ-2124)」。白崎さんは現在ニューヨーク在住で現地のライブハウスを中心に活動をされているのですが、半年ごとに帰国され、1ヶ月ほどかけて都内を中心に国内ライブハウス・ツアーをされておりますが、僕はまだ彼女のライブ未体験なのです。 このCDは2003年夏にリリースされたのですが、昨年春の来日の際、共演される方から彼女のピアノはすばらしいよと教えられ、ライブには是非と言われていたのですが、生憎日程が合わなかったためこのCDだけ買いました。また8月から9月に掛けて来日した際も日程が合わなくてほんとうに残念に思っていたのです。 このCDは僕が昨年一番聴きこんだ作品。まず1曲目テナーサックスの大御所ソニー・ロリンズの有名曲「Airegin」のかっこいいテーマで始まり、もの凄いアドリブが展開されます。この傾向では白崎さんオリジナルの7曲目アルバム・タイトル曲「Existence」も凄い。超速弾きの中でもダイナミクスの変化に富み、また速弾きフレーズを和音で弾いたりと、その演奏能力と発想力の高さに圧倒されます。またテーマの最中にあっての左手分散和音の動き(Airegin)が、音楽としての響きの美しさ、厚さを増します。その究極は3曲目レニー・トリスターノの曲「Lennie's Pennies」。この曲のテーマ部の両手の動きには毎回震えがきます。1つのメロディが何層にも存在しているような不思議さ、アドリブ部に入っても寄せては返す波のような効果を与え続けます。そしてドラム、ベースの繰り出すグルーブの素晴らしさ(ドラムは名手ルイス・ナッシュ!)。またバラードでは6曲目「Far Away」の美しさが際立ちます。 もしかしたら古今の東西を問わず、僕が聴いたジャズのCDの中でもベストのものではないでしょうか。うん、自身をもって凄いよ、素晴らしいよ、と言える作品です。 白崎さんはネオ・バド・パウエル(<--参考)と呼ばれるだけあり、確かな演奏能力を備えています(僕の大好きなバド・パウエルですが、彼女はそのパウエルさえ超えてしまっているかも!)。ライブハウス・デビューはなんと中学生のときで、新宿Jにはレギュラー出演していたそうです。その後クラシックを再度勉強するためにライブハウスから離れましたが、大学卒業後にジャズ・シーンに戻ってきたとのこと。 この白崎さんが2月にまた帰ってきます。今回は是非生ライブを拝見したいです。今の僕にとって白崎さんはアイドルなんです。 Wednesday, January 19, 2005Another Ordinary Day
16日付けで書いた中島たい子さんの「漢方小説」は月曜日に届いたのですが、まだ読んでいません。ところでこの本の価格、税込1260円だけでは配送料が掛かってしまうことから、CDを1点併せて購入手配していたのです(こっちのほうが高い)。
そのCDとは、昨年何度かライブを拝見したピアニスト、野本晴美さんの1stCDで、2002年にリリースされた「Another Ordinary Day (Venus Records / TKCV-35311)」アマゾンでもジャケット写真がないのでページへのリンクのみ。 (とはいえ画像なしは寂しいので昨年撮影した野本さんの1カット。) CDは2組のピアノ・トリオを野本さんが率いて録音した彼女のリーダー作。彼女の演奏はたいへんファンキーであると言われています。僕はまだ彼女がリーダーを務めるライブには行けておりませんが、数度のライブ体験から、黒っぽいファンキーさ、ブルージーさの中にも洗練されたコンテンポラリーな美意識が見られ、好感度が高いピアニストであったためCDを購入してみたのです。さてCD1曲目、H.Arlenのスタンダード「My Shining Hour」や、7曲目、R.Rodgersの超有名曲「I Don't Know What Time It Was」ではアドリブの巧さが際立ち、2曲目、野本さんのオリジナル「Libra Sun」で見えてくるコンポーザーとしての資質の高さなどが、まずは目立ちます。もっともっと聴き込めば、さらなる魅力が詰まっていそうなアルバムです Tuesday, January 18, 2005previous archive links
ふう、やっとこ日記の過去ログ(このbloggerを使用する前にロケットBBSを利用して書いてきた昨4月から10月中旬までの分)をHTMLに書き換え、アップさせました。書き換えながら感じたのは、日記を書き始めたころより数ヶ月経つと、1日分の(または1月分の)文章量が増えてきているということ。
また(サイトで)やろうとしていることで、いまだ途中のものもあるなぁ、など反省点もあったりして、良い見直し作業になったかもしれません。 まぁ、あまり過去の記事にまで(これから)目を通されるかたは、そうそういらっしゃらないと思いますが、このページの下部に各月ごとにまとめた過去ログ・リンク(previous archive links)を作りました。 自分のこのサイトに関して、将来的なこと(容量的なこと)を考慮して、ディスク・スペースを確保するためにも有料のレンタル・サーバーに引越しをしようかなぁ、なんて最近考えたりもしています。独自ドメインも取得しちゃおうかなぁ... しかしあまりコストは掛けられないので、もう少し検討してみることにします。 Monday, January 17, 2005a failure
11日付けのこのページにて、ピンホールカメラの試し撮りをしたと書きました。そのフィルムを現像したのですが、撮影時に失敗をやらかしていたことが判明しトホホなのです。
現像の行程を終え、タンクからフィルムを取り出し、吊るしてみると、なんと直径約5ミリのグレーの点しか写っていなかったのです。なんだこりゃぁ? まず考えたのは、ピンホールがその役目をしなかったということ。針穴が開いた部品が落脱してしまい、ピンホールではない大き目の穴から感光した可能性。いやこの場合だったらもっと光漏れが顕著になるはずだから、フィルム全体に感光していてもおかしくないぞ。あれー、なにが原因だったのかなぁ? とフィルム面の水滴をスポンジで拭取る最中、現像用具を水洗、片付けしている最中考えていました。 全てを終えて、雑誌を見直します。すると広角ピンホール(に僕は組み立てた)の場合、このカメラのシャッターユニットを装着して撮影してはいけないらしい。すなわちこのカメラのシャッターユニットを通過した光は広角ではなくなってしまうのです。これを装着したまま撮影した僕は、かなりタイトな画角の撮影をしていたことになるんですよ。まいったなぁ、もう。 しかしシャッターユニットが使えないとなると、シャッターの代わり(説明書にはユニットそのものをシャッターを閉めた状態で、外して感光させ、再び取り付けて遮光しなさいと書いてあった。)になるもの、遮光テープなどを利用して、取り付けよう。その他光線漏れしそうなところも目張りして、再度トライすることにします。 Sunday, January 16, 2005ko-to-ba
この週末はまとまった雨となり、乾燥が続いた冬の空気に良いお湿りになったようです。天気が良ければ撮影にでもいこうかなと考えていたことはパーになりましたけどね。
ところで昨夜、うちの娘と風呂に入っていたときのこと、「パパー、おふろだねー。おーふーろー!」とか言いながら今度は「おーふーりぃー」なんて言って笑っている。僕が「おふりー?なんだそれ?」と返すと、今度は「おーふーらぁぁぁー、あははははは」と遊んでいる。最近言葉の使い方がだんだん巧みになってきているのだが、さらに知っている単語を使って遊ぶことが大好きなようです。ときどきわけの判らない言葉というか、音の羅列を発して、それを真似てみろと言われる。完全に再現は不可能かと思われるが、なんとなく真似て発音してあげると、たいへん喜ぶのですよ。そういうことをする時期が誰にでもあるのか、自分もそうだったのか判りませんが、娘の言葉で戯れるという行動には(単に親バカなのかも知れませんが)知的な要素を持った遊びを行っているとかなり勝手に解釈し、一緒に遊んでいます。大人がこういうことをする場合は他人を喜ばせる(顕著な例はダジャレでしょうか?)目的で行いますが、娘はどうやら自分が楽しむための遊びとして行っているようなところも面白いものです。 言葉で戯れる。もしかしたら「もの書き」という職はそんな仕事なのかしら? 先日第132回芥川賞・直木賞の受賞者が決まりました。今回の芥川賞は阿部和重さんで受賞作は「グランド・フィナーレ」、直木賞は角田光代さんという方で「対岸の彼女」という作品での受賞。角田さんという方の名は初めて知りました。阿部さんの作品は随分前に「インディヴィジュアル・プロジェクション」というのを読んだことがあります。あまり内容について印象が残っていないんですけどね。 ところで今回の芥川賞ですが、候補にノミネートされた作家さんのなかに、中島たい子さんという名前を見つけました。実はこの中島さんは家内のクラスメートだったのです。僕も何度かお会いしていますが、すらっと背の高い、かっこいいひとです。彼女は脚本家として仕事をされていますが、小説まで書いているとは家内も知らなかったそうです。家内は早速メールしてました。今回は候補止まりだった中島さんの著作「漢方小説(集英社)」は既に第28回すばる文学賞を受賞しているようで2度目のびっくり。彼女からのメールの返事に、本屋で見つけやすいようにと単行本のカバーがどのようであるか記されていましたが、こちらは既にアマゾンに注文しちゃっていました。 ということで左にあるのがその「漢方小説」です。画像はアマゾンへのリンクが貼ってあります。実はこれを機に、アマゾンのアフェリエイト・アソシエイト・プログラムに登録をしました。これは、例えばこのページを読んでくださった方が左の画像からアマゾンへ行き、この「漢方小説」を(アマゾンで)購入したとすると、若干の紹介料が僕に入るという仕組みになっております。本には興味があるが、こんなやつに紹介料を持っていかれるのは癪だ!というかたは左の画像はクリックせずに、いつもの方法で購入してくださいな。 まあこのシステムによる収入ってのはほとんど期待していません。ところで今後もこのページでは書籍だけではなく、CDなども紹介していきたいなと考えているのですが、せっかくならば商品パッケージを画像で紹介できたほうが分かりやすいですよね。 CDのジャケットや書籍のカバーは著作物ではありません。あくまで商品のパッケージです。しかし商品パッケージたるもの、ときに商標などを含む場合もあり、扱いが難しいなと思っていました。(他人や他のサイトがスキャンしたり撮影した商品パッケージのデータを自サイトに掲載するのはダメな行為です。)しかしアマゾンのこのプログラムではアマゾンのサイト内にあるデータ、画像データの場合はサイズ以外の改変を行わなければ使用できることになっているのです。アマゾンはオフィシャルなかたちで商品パッケージを、その商品紹介として掲載しており、そのデータを使用できることは魅力であったため、このアフェリエイトに登録をしました。 さてこの「漢方小説」はどんな小説なのでしょうかね。いまから本が届くのが楽しみ。と書きつつ家内が先に読むのだろうな... Tuesday, January 11, 2005trying pinhole photography
昨日の午後、家内が外出し、娘も昼寝を始めたので、部屋で一人TVを点けてみると「光」をテーマにした番組をやっていました(提供はcanonでした)。最初はツタンカーメンの王墓に何枚かの鏡を反射させながら外光を棺まで導くといったことをやっており、ふーんといった感じで見ていました。他には能面を様々な角度から照明を当てたときに現れる表情を見比べたり、廃校が決まった都内の小学校にプラネタリウムを仮設するなどといった内容でした。ツタンカーメンのコーナーのすぐ後、番組中のナビゲーターであるタレントの国仲涼子さんがフランスの写真家のもとへ訪れ、ピンホールカメラを体験するというコーナーがありました。ピンホールカメラの仕組みが解説され、エッフェル塔などを写してみたり、最後はその写真家の自室を暗箱とし、巨大な印画紙(感光紙)に室外の光景を写し出す、カメラ・オブスキュラそのものの体験もされていました。
それを見つつ、昨年学習研究社さんからピンホールカメラがオマケに附いた「大人の科学マガジン」をいただき、そのまま放置しておいたのを思い出しました。(11月19日の日記参照)一緒にいただいた蓄音機は組み立てて、会社の僕のデスク脇に置いてあるのですが、こちらは自宅に持って帰ったままになっていたのです。 そこで、そのピンホールカメラのパッケージを開け組み立ててみました。組み立てといってもほとんどのパーツは完成型で収まっていました。ただしピンホールそのものをシャッターユニットの前に着けるか、後ろに着けるかで焦点距離、画角が変わりますので、その選択をし、その選択に沿った装着が必要でした。僕は広角側にピンホールをセットしました。ピンホールとフィルムや感光紙など感光媒体との距離は20ミリです。ところどころ厳密な遮光性能や、フィルムの平面保持に不安はありますが、玩具なのでこんなものなのでしょうね。 シャッターユニットは玩具にしてはなかなか良く出来ていて、バネ仕掛けで1/250秒の固定シャッターが切れるほか、バルブ的機能が使えます。 そして今日の昼休み、会社の近所で少し試し撮りをしてみました。ピンホール撮影時の露光の目安として広角では(焦点距離で露光時間が違う)晴天1秒以下、薄曇り1秒、曇り2秒(ISO 100フィルム使用時)と大味な解説が載っていました。でもこれで充分です。どうせ厳密な露光時間は調整できないんですから、ネガフィルムのラチチュードに委ねましょう。昨日のフランス人写真家も露出計で露光時間を測り、国仲さんに6秒です、と伝え「豚が1匹、豚が2匹・・・豚が6匹」と数えていましたから。(どうやらフランスではおおよそ正確な時間を数えるのに、豚が...という方法をするそうです。フランス語で、豚が一匹とゆっくり唱えるとだいたい1秒かかるそうなのです。あれ、豚じゃなくてカバだったかな?)因みに番組ではポラで撮っていました。 今日は良いお天気でしたし、まずは順光で日光が良くあたった建築物を撮ってみます。フィルムは買い置きしておいたアクロスです。シャッターユニットを開け締めする際のブレを考慮して、露光時間は長めのほうがブレを吸収できるかなと思い、アクロスをEI 50で使ってみることにしました。ホントはこのフィルム、通常のカメラで使って現像テストするために買い置きしておいたのですが、テストの前に使ってしまった。まあデータシート通り現像してみましょう。どうせ露光は適当なのですから。ということで(適当に)1秒未満、1秒、2秒、4秒と段階露光しておきました。 他に木陰で、直射とのコントラストが見られる場所と、木の枝の影が映った白い壁をそれぞれ段階露光して撮ってみました。さて結果はどうなるでしょうか? また撮影をしてみて、カメラ本体はもの凄く軽いため、シャッターのショックと操作時の問題などカメラ・ブレがかなり考えられます。今日は心細い簡易三脚に備えての撮影でしたが、やはりガッチリと固定できる強靭な三脚のほうが良さそうです。またフィルムを巻くのに、ギザギザの付いたノブを廻すのですが、これが痛い。親指が磨り減るかと思いました。 そして一番の問題は、ファインダーが無い! ということかしら。 現像できたら、このページで紹介したいと思いますのでお楽しみに。 Sunday, January 09, 2005It was busy this week.
新年早々忙しかったです。家内と娘は正月に帰った実家に残り、昨8日に戻って来たので、その間羽を伸ばせるかなと思いきや、毎晩帰宅が遅くサイトの整理など全然進行できませんでした。昨日も出社だったのですが、帰宅後娘と風呂に入り、一緒にふとんに入ったらどうやら娘より先に寝てしまったようです。はぁ。
あっ、そうそうこのページの下部に過去の記事へのリンクがあるのですが、このbloggerを使用する前のリンク2004/4-10にアクセスするとNOT FOUNDになってしまいます。この過去ページは、以前利用していたロケットBBSへのリンクなのですが、04年11月1日にページ乗り換えの案内をしたのを最後に2ヶ月間新規記事を書かなかったため(利用規約により)ページまるごと削除されてしまったことによります。もちろんこのことは事前に解っていたので、過去ログをダウンロードし、新たな過去ログ・ページを作っています。本来ならば2ヶ月経過する前に自作の過去ログページを立ち上げる予定でしたが、作業の進行が遅れているため、現在リンク切れという状態になっております。もう少しお待ちください。 Tuesday, January 04, 2005Happy new year
あけましておめでとうございます。(遅ればせながら...)
今年もSound Of Silenceをよろしくお願いいたします。 この正月は年末のこのページに記したとおりに過ごしました。大晦日に降った雪のため東名高速は元日午前中まで不通が続きました。例年なら元日の午後は渋滞もなく移動できていたのですが、前日移動できなかった人々も多かったのでしょう、道路はあちこち渋滞。いつもは東名川崎ICから乗るところを国道246号で厚木までちんたらちんたら行き、カーナビの指示どおり厚木平塚道路へ、小田原東で下り、北上。大井松田ICから東名高速に乗りました。家内の実家は静岡県駿東郡清水町というところで、三島市と沼津市の間に位置するところにあります。東名沼津ICで下り、到着したのは出発から4時間経っていました。(途中娘のご機嫌伺いで厚木のトイザラスに立ち寄りましたが) まあそんなことで家内の実家でのんびりとした正月を過ごしていました。 3日には現地の三嶋大社という古く、大きなお社で初詣。これも毎年の行事となりました。 僕はどちらかというと信仰心というものがまるでない人間なのですが、この三嶋大社は歴史が相当古く、建物もたいそう立派なので、気に入っているのです。 実は家内とはここで(90歳を超していまだ元気な家内の祖母にも参列していただきたかったので)挙式をしています。また里帰り出産で産声をあげた娘のお宮参りもここで済ませています。 そして今日4日、今週いっぱい向こうに残る家内と娘より一足先に自宅へ帰ってきました。明日からは会社です。またいつも通りの日々がやってきます。 そうそう、このページ年明けからしばらくほうっておいたのですが、1月1日付けとして大晦日の日と同じタイトルの日記が文字バケして掲載されていました。たいへん失礼をいたしました。実は31日付けの記事をbloggerの「Mail to blogger」という機能を利用して投稿してみたのです。すなわち専用のメールアドレス宛てに記事を送信して、このページに反映させる機能なのですが、どうやら日本語だとうまくいかないようですねぇ。ページに反映されるのも時間が掛かっていたので(既に家内の実家へ移動していたので)しばらく削除もできずにいたのでした。 Archives(previous archive links)
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