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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Sunday, February 27, 2005Holiday that seems to be holiday.
今日晴れれば朝8時半に、自宅からチャリンコで10分くらいの処にある病院建物の一部を撮ろうと思っていました。が、起きたらなんと10時。しかも良いお天気。くそっ寝過ごした。朝8時半という時間での撮影とは、この時期の太陽の位置が重要なのです。ところがその時間、普段は通勤の電車に乗るころなので平日は撮影できないんですよねぇ。また来週トライすることにします。
実は昨日の昼前から家内と娘は、先日産まれた義妹の長女に会いに、実家のほうへ行っているのです。僕は昨夜の白崎さんのライブを1ヶ月くらい前から予約していたので、姪っ子に対面するのは先延ばしです。そして今日は東名高速、沼津・大井松田間が雪の影響で通行止めが続き、帰宅を断念。もう1日帰るのを伸ばすと連絡がありましたので、のんびりと自分だけの時間を過ごすことになりました。 で、昨夜の興奮いまだ醒め止まぬって感じで、白崎さんのCDをプレイしながらちょっと家事をしていると、雲が多くなってきました。もう一箇所、近所で撮ってみたいところがあったのですが、どうかなぁ? まあ現物を見るためにもロケハンということで、午後ふらふらと行ってみました。こちらは休日だと閑散としていてつまらない。とりあえず6×6で2カットだけ撮って退散。ところで平日に来れるかなぁ? 帰り道、ツタヤに立ち寄りました。こんな日は映画でも観てみよう、ということで今更なのですが、チャン・イーモウ監督の「HERO」と、「LOVERS」を借りてきました。 実は僕、チャン・イーモウ監督作品は好きでけっこう観ているのです。「紅いコーリャン」「菊豆」「紅夢」「上海ルージュ」「初恋のきた道」。どれもみな美しい映画です。とくに「紅夢」はいままで観た映画のなかでもベストと思えるほど好き。「初恋のきた道」を除くコン・リー主演ものはみな人間が巧みに描かれたドロ臭さがあり、そこが好きです。そしてそのドロ臭さがイーモウ監督だと思っていたので「初恋のきた道」のさわやかな語り口には少々戸惑いながらも泣かせていただきました。 しかし最近になって剣ものアクションを撮っているとのこと、どうなっちゃうんだろう、と思いつつも全然観れていなかったのです。 では、公開順に「HERO」から観てみましょう。 虚偽、憶測、真実と進行する話しはかなり好きです。そしてその3つの物語が進むにつれ、各役どころの人間性に魅力が増していく(ように仕向けられた巧みな)本、演出は凄いなぁと感心してしまいました。 映像性でいったら、マギー・チャンとチャン・ツィイーの決闘シーンは素敵でした。 ところでどうでもいいことではありますが、エンド・クレジットの最中、謎の歌謡曲が流れるのですが、そのアレンジ内で(宮殿シーンにも登場していた、兵馬俑から出土した、調律が施されメロディーを奏でられる鐘をおそらく模したのだと思うのですが、)メロディックな鐘が鳴っているのですが、そのチューニングがすごく悪く聴こえて気になりました。この歌謡曲、メイン作曲家タン・ドゥンさんのものではないだろうな。生粋のクラシック畑の人だからなぁ。なんでこんなのが入っているんだろう? 不思議。 次に「LOVERS」。最初はチャン・ツィイーの舞踏映画かと思ってしまうほど、華麗な映画的舞踏が楽しめました。あの太鼓の遊戯と、衣で叩くアイデア、おもしろいなぁ。 しかしストーリーにおいては、あの最後は解せない。というか、ロマンスを追い求める本の行き着くところなので、やはりこういう着地しか描けないのだろうか? と物語のコンセプトから僕の趣味とズレが生じてしまう。テロリストのドロドロ人間活劇の中に、ほろっとロマンスがあるわけじゃぁないのね。残念。 映像はもちろんきれいなのですが、イーモウ作品を1日で2本観たからでしょうか、ちょっとお腹いっぱい、って感じです。 ところでチャン・ツィイー演じる「小妹」のキャラクターから、音が重要な映画になるのは必然ですが、武闘場面も含めて様々な心理まで踏み込んだSEは秀逸だと思います。 ところが音楽においては、???が続きます。特にオーケストラ曲の定位が右に寄っているのは何故なんでしょう? その意図はまったくわかりません。民族楽器を使った小編成曲は普通に定位しているのになぁ。あとエンド・クレジットの最中流れるキャスリーン・バトルが歌う曲、詩をもうちょっと映画にシンクロさせたほうがいいんじゃないかなぁ。誰が(詩)書いたんだろう? 梅林茂さんの曲はきれいなのに、もったいない。 さてさてグリーン・ディスティニーは観ていないので、比較することができないのですが、こういった剣もの時代劇+映像美の作品では、ウォン・カーウァイ監督の「楽園の瑕(原題:東邪西毒)」が僕は一番好きです。あまりにもはかなく生きる剣士が魅力的です。僕はこの手の作品に、きっと戦う姿ではなく、戦う理由の質を求めているのだなと、気付きました。 Saturday, February 26, 2005Night that gets excited, was impressed, and overwhelmed.
吉祥寺STRINGSさんに行ってきました。CD「EXISTENCE」を購入して10ヶ月ほど、念願のピアニスト、白崎彩子さんのライブです(参照)。
オープニングはCD2曲目の「Be Boppers」。ずーがっがーずっがっがー、というイントロのコード弾きだけでライブハウス全体を集中の極みへ。そして流れるようなテーマ、溢れんばかりの音数のアドリブ。この1曲で完全に白崎さんの世界に持っていかれました。 2曲目、CD3曲目の「Lennie's Pennies」。CDの中で僕が最も好きな曲を聴けるなんて!「昨夜(入谷のライブハウスFour&More)でやらなかったから、今夜はやってみたのです」と言うように、毎日演奏曲目を変えているのですからとても運がよいです。この複雑なメロディーのテーマをCDよりスタッカートに弾き、もうご機嫌です。 ウエィン・ショーターによる3拍子の美しい曲「miyako」、スタンダードの「Lush Life」を挟み、共演者、ベーシスト井上陽介さんオリジナルの「Returns」はエレガントな曲。 そして数年間、温存してきたという白崎さんオリジナル、初公開の曲「Call 911」の凄いこと! そのスピード、鍵盤上を縦横に走る指はほんとうに10本だけなのでしょうか? ドラムは橋本学さん。以前横浜JAZZ ISで清水絵理子さんのトリオで聴いたことがあります。まだ若手だと思いますし、必死になっている感も一部見えますが、このトリオの一員に抜擢されるだけあります。演奏スタイルも合っているようです。 ファーストセットは最後にチャーリー・パーカーの「Confirmation」で締められます。 セカンドセット、ディジー・ガレスピーの「Woody 'N' You」「Shaw 'Nuff」、セロニアス・モンクの名盤Brilliant Cornersに入っている「Pannonica」などバップの伝統的な曲が並ぶ中、これまた大御所チック・コリアのスペイン趣味が前面に出たMy Spanish Heartの「Armando's Rhumba」がありました。これ結構取り上げる人も多い曲なのですが、こんな激情的表現での演奏聴いたことがありません。 またCDに入っているバラード「Faraway」の美しく華麗な響き、大きなダイナミクスをとる最中、2回程、鳥肌がたってしまいました。なんて素晴らしいのだろう。 理知的に組み上げられた感の強い音楽でありながら、なんと感情豊かに響くのでしょうか。この二律背反の要素が極度の緊張を孕んで共存している、そのバランスの中で、興奮し、感銘し、圧倒された夜。 白崎さんにとっては、その輝けるキャリアの中のほんの1日に過ぎないのでしょうが、僕にとっては真の実力を持ったアーティストの、生の演奏に触れた最初の夜として長く記憶に残るでしょう。 この夜を記録するために80mm F2レンズを初めて実戦投入しました。どんな写りになっているでしょうか? Thursday, February 24, 2005step by step
夜10時半、雨音がさーっという。玄関を開けてみると雨まじりのびちょびちょな雪が降る。
11時半、風呂からあがり外の音に耳を傾けるが、しんとしている。再び玄関を開けると大きな雪片がひらひらと舞っている。今夜は積もるのかな? ここ数日、スキャン作業をしていたのですが、読み込み時オートに設定していた画像に満足ができず、再度やり直しをしています。黒が黒に落ちきっていなかったんです。ソフト上で処理しようかとも思ったのですが、もう一度明るさ、コントラストをマニュアルで設定しなおし、再スキャンしています。 昨年撮影したジャズ・ライブの中から、独立したページとして立ち上げるほどの量にならなかったアーティストも含みますので、メールなどであらためて肖像使用のお願いなどをしなければなりませんので、UPはもう少し先になりそうです。 Monday, February 21, 2005the child's birth
義妹に第2子、長女が誕生しました。これでうちの娘は従兄弟たちのなか一番ちびっ子を脱出です。これで義父母は5人の孫を持つことになりました。
よく、うちも2人目は?と聞かれるのですが、いやあ一人で充分ですと答えています。確かに子供にとっても兄弟姉妹がいたほうがよいのかもしれません。僕自身が一人っ子でしたから、そのデメリットはよく身に沁みています(まあメリットもありますけどね)。しかし今後のことを考えると2人も育てていくのは、かなりしんどいなぁ。 昨今少子化が進んでいるわけですが、これは首都圏と地方ではずいぶん格差があるように思えます。家内の出身地の友人たちは、ほとんど20歳代で結婚出産を経験し、いまでは2人3人、しかも小学生以上の子を持つ母になっているわけです。 ところがこちらの友人たち、僕の友人も含めて、男女ともに30歳代前半では未婚者のほうが多い。(僕自身、結婚したのは35歳のときでした。)子供を持つ家庭でも、だいたいうちの娘と同じような歳の子がほとんどで、しかもみな一人っ子。 この現象って僕の周囲だけだろうか? ときどき二子玉川の高島屋内にあるスタバに行くのですが、ここはキッズルームが広く、いい遊び場なのです。そしてここは親の年齢層が高い(笑)。父親に関しては40歳代あたりまえかも知れません。 Sunday, February 20, 2005reflection
いやぁ、今回の風邪は腹にきたのが堪えました。土曜の朝までゆるゆるだったのです。
というか、金曜の夜に友人たちと飲みにいったのが翌朝まで引伸ばした感があるのですが(汗) その金曜は友人Tさんが、自身の美術作品を高田馬場にあるBen's Cafeというところのグループ展に出展しているとのことで、作品を肴に飲もうと、ソプラノ歌手のSさんとそのご主人Aさんを交えた4人で集まったのです。 Tさんの作品は書と画の中間を歩むような抽象的な作品で、グループ展のテーマ「LOVE」を非常にシンプルに描きだした素敵なものでした。 ほんとは仕事を終えた金曜の夜だったので、ビールをぐいぐいと飲み干したい気分であったのですが、腹具合を考えワインをちびりちびりやり、最後はフレイバー(ココナツにした)ココアで締めるという大人しさ。しかしTさんが飲んでいたドイツのビール「Schneider Weisse」をひとくち貰ったのですが、このビールすごくおいしいですね。気に入りました。 そんなことをしていたので、土曜の朝は少したいへんな思いをしました。眠さもあって午前中、カウチでごろごろしていたのですが、娘がずいぶん構ってくれまして、「パパ、はいどうぞ」ってパジャマの胸ポケットにアンパンマンの人形を入れてくれるは(涙)、ビスケットを口の中にいれてくれるは(大涙)、髪にピン留めはしてくれるは(号泣)で、困りました。 しかしその午前中いっぱい寝ていたおかげでほとんど回復することができましたので、以降娘に借りを返すべくおもいきり遊んだ週末でした。 Wednesday, February 16, 2005cellular phone
風邪をひいてしまいました。数日前、家内がかかっていた症状と同じ。体のダルさ、とお腹が下っています(汚い話しですみません)。ダルさは市販の風邪薬を飲むことで緩和されています。
しかし今日は元々休みを会社から貰っていたので、ゆっくりと過ごすことができました。 とはいえ、使用に耐えられなくなった携帯電話を買い換えるために地元商店街にあるショップへ出掛けます。予想していたとおり、現在FOMA901シリーズを売り出しているため、ひとつ前の900シリーズは安くなっていました。本当ならカタログなどを見ながら、あれやこれ機種を選別したいところですが、その暇もなく購入を迫られているためSH900iという機種に即決めました。携帯のカメラなんかって言っていたもののSH製の200万画素カメラというのが決め手となったわけです(^^;
と思っていたより廉価で購入できました。 しかしこのSH900i、外観デザインがつるっとした感じでちょっとかっちょ悪い。まあ飽きはこないだろうと、良いほうに考えておくとしましょう。ドコモは全体的にデザイン面が落ち着いているのかな、ビジネス・ユースを考慮してのことかと思いますが、vodafoneのかっこよさに比べるとジジくさい気持ちになりますです。 Tuesday, February 15, 2005I want to sleep early.
ふぅー、今日は疲れました。
いつもより1時間早く出社し、先日から取り掛かっていた数字作成をまとめあげました。もう網膜にエクセルの罫線が焼きついてしまうほど。で部長に提出し、それについてのミーティングを終えたらもう午後2時すぎ。さっさと荷物をまとめ、富士河口湖方面へ出張です。現地でお客様のケアをして9時に岐路につく。ところが今日は社用車で来ているので一旦会社まで戻らなければなりません。あーあ、面倒くさいなぁ。10時半に社に戻り、そしてやっと帰宅の途に着きます。 今夜は眠いのでもうおやすみなさい。 Monday, February 14, 2005attached camera
ところで僕の現・携帯(DOCOMO SO211iという古い機種)いつ買ったのだろう? 暑い夏の日に買いにいったのは憶えていますが、2年半前? 3年半前? 1年半前ということはないでしょうが、全く見当が付きません。その間にDOCOMOは何世代交代したのでしょうか? これを買ったときMOVAでは既に5XXシリーズも並行して存在していたし、FOMAも使えないと言われながら登場していたような気がします。
現状、通話、メール、ネットのブラウズ機能(PCメールのPOPサーバーにアクセスして着信メールを見ることができる機能、天気予報、道路状況、鉄道運行状況くらい)しか使っていませんが、次はカメラが備わっていてもいいなぁ。 僕たちはカメラというと、とてもよく写せるもので、なにかよいものを撮ろうという意識が強く働きますが、そういうのはフィルム・カメラでやればいいのだし、利便性も普通(?)のデジカメのほうがよさそう。まあ携帯電話のカメラは全然違う発想で使えればいいかな、と考えます。なんといっても撮影後、即送信可能という点がおもしろい。 例えば、家内から買い物を頼まれて、店に行くがお目当てのものはない。しかしそれに似通ったものはある。で、それをパシャ。これならあるけど、どうするー?なんて使い方はどうだろう? necessity for backing up data
携帯電話の調子が悪く(おそらくバッテリー)待受け状態にしていても、気が付くと電源が落ちていることが、ここ数日頻発しました。あらら、そろそろダメかなぁ。バッテリー交換するくらいなら、いまどき新機種への買い替えかなぁ、と思っていた矢先のことです。
とうとう電話帳、メールなどのデータも無くなってしまいました。 昼ごろ全然起動しなくなったので、乾電池でチャージするやつで、しばし充電の後、再度電源ボタンを押すと「初期化しています」のメッセージが! なになに! ショキカしちゃうのかよー! 無事電源が入ったのはよいのですが、前述のように保存データがすっからかん(しょぼーん)。 まあ電話帳、メールアドレスの類はアドレス帳(実際はノート)に、たぶん98%くらいはメモしてありますし、メールに関して、大切な用件などはPCに転送済み、あとはいつ消えてもよいものばかりなので、まあ問題はないのですが...新しい端末を買っても、電話帳に関してもう一度手入力していくのは面倒くさーい。 ということで、いままでは携帯データのバックアップ・ソフトなんて興味がなかったのですが、新しい端末を買ったら、真面目に導入を考えよう。 Sunday, February 13, 2005finishing of the edge
昨日書いたように、モノクロ・プリントからせっせとスキャン作業をしています。
ライブフォトを未発表作品を中心に、既出もプリントから再度スキャンして新しいページを作ろうとしています。この2日間で14点のスキャンをしましたが、並べてみると、プリントの縁の処理がまちまちなのがよく解ります。8X10印画紙がほぼ全てなのですが、余白のとりかたは毎回ガイドを引いた白紙の印画紙をイーゼル上に置き、羽の位置を設定しているので同一なのですが、画像の周囲に黒縁を付けたり、付けなかったり、また余白に接するところを甘くボカしたり、キリっとさせていたりと、いろいろあります。 まあ、いろいろ試していたので、そうなっているのですが、そろそろ「僕のプリントはこうだ」というスタイルでエッジ処理をしてもいいのかなぁ、なんて自分の写真を見ながら思いました。 みなさんはこのエッジ処理、どうされているのでしょうね。プリントでは黒縁ありでも、スキャン時切っちゃったりするのかな? またエッジに関して、どんな考え方を持っていらっしゃるのでしょうね。 Saturday, February 12, 2005Holiday when nothing is done
娘がまだ本調子ではないので、外出をしていません。なにもしない連休となっています。
こんなときこそ、と思い、プリントからせっせとスキャン。 未発表の作品を中心に新しいページ作りをしています。ああゴミとりが面倒ですぅ。 Thursday, February 10, 2005Both sides, now
先日、熱をだした娘ですが、翌日には熱がさがり、一安心です。お騒がせいたしました。
さて、60年代後半から70年代初頭。この時代、僕にとっても(生まれてはいましたが)リアルタイムで洋楽を聴くような歳ではありませんでした。しかしこのころって、ポップ・ミュージックがほんとうにポップだったんだなあって思います。 ジョニ・ミッチェル、カーペンターズ、キャロル・キング、もう数え切れないくらいの「歌」が、そこに在ります。 今夜はなんとなく、そんな、涙がでそうなくらい美しいメロディーたちを聴きまくっていました。今週は、すごく忙しかったので、なんか癒されちゃいます。 涙、畏れ、誇れる気持ち、 (quoted from "Both sides, now" by Joni Mitchell 拙訳 M.Niijima) Tuesday, February 08, 2005Cajon
朝から娘が熱をだしました。夜になって少し引いてきたのですが、明日も続くようであれば医者に診てもらいましょう。
さて、2月5日付けで書いた、パーカッショニスト仙道さんが使用していた不思議な箱型楽器について調べていたところ、これはCajon、カホンという楽器であることが解りました。 カホンは仙道さんが購入されていたメーカー、オリジナルのものかと思っていたのですが、なんとペルー出身の楽器なんだそうです。 僕はけっこう様々なパーカッション(打楽器)を知っているほうだと思いますが、この既存の楽器であるカホンのことは知りませんでした。 カホンについておそらく日本一詳しいサイト「ZO'S Cajon-Cajon(カホン)は寝て待て!」(リンク・フリーではないとのことなのでURLのみ表示 http://fweb.midi.co.jp/~huevoclub/cajon/ )によると、ペルーからその他ラテン諸国に広がり、またフラメンコにも導入されているとのこと。 フラメンコ導入にあたっては、パコ・デ・ルシア(フラメンコ・ギタリスト、僕は大好きです)が絡んでいるらしい。彼にとってカホンによるリズムは欠かせないものとなっているようですが、果たして過去に観た彼のライブで、パーカッショニストがカホンを使っていたかどうか記憶にないなあ。なにせ大昔のことだから... とにもかくにも面白い楽器ではあります。 仙道さんが購入されているカホンのメーカーはおそらくこちら、「デコラ43」。ペルー出身の楽器ではありますが、こちらの製品は内部構造など、独自のものであるとか。 Sunday, February 06, 2005still far spring
今日は風邪による発熱でダウンした同僚の代わりに急遽休日シフトを変更、出社してきました。
大寒から立春にかけてが一年のうちで最も寒い時期であると思うのですが、つい先日の立春を過ぎてもまだまだ寒いですね。今朝は夜明けとともに一人散歩をしてみたのですが北からの風が強く、キーンとした風が頬にあたり体感温度はさらに低く感じました。でも気持ち良かったです。 そうそう、先日このページに書いたNさんからメールの返事がきました。最近は教師(有名楽器メーカーYで教えているとのこと)としての仕事が増え、ライブの本数は減ってはいるものの機会があれば来てくださいとありました。 桜が咲くころ、彼女のライブに行ってみようと思っています。 Saturday, February 05, 2005deep ensemble
昨日の事件の続報を読んでいたのですが、被害者の顔写真が掲載されていました。これをなぜゆえ掲載するのか、理解できません。報道においても必要のないことだと思うのですが...
その紙面を覗き込んだ、うちの娘が「あー、あかちゃんだよー。おしゃぶりしてるー。かわいいねぇー。」と言うではないですか。僕は言葉を失い「実はこのあかちゃんはね、」と事実を伝えてやることができませんでした。 さて気を取り直して、昨夜のジャズ・ライブ。僕がいま一番気になり、かつさらなる成長を見続けていきたいと思っているピアニスト、清水絵理子さんのライブでした。共演はお名前は存じていたものの、その演奏には初めて触れることになるパーカッショニスト、仙道さおりさんとのデュオ。 今回の場所はライブハウスではなく、新宿のTOPS BAR2というショット・バーでのライブ。事前にお店を紹介したグルメ系HPを見たところ、ピアノはグランド・タイプではなく、アップライトでしたので、ピアニストは背中しか見れないので、カメラを持参しませんでした。が、それは大失敗。 仙道さんのプレイが素晴らしく、(耳はアンサンブルを捉えていましたが)目が釘付けになっていたからです。仙道さんをメインに撮らせてもらえば良かったー! 1回目のステージ終了後に店に着いたのですが、休憩中の清水さんと少しおしゃべりをした後、ステージになっている場所を観察。しかし仙道さんが演奏すると思われる場所には、コンガやボンゴなどよく見かける楽器はなく、たぶんイスとして使っているのだろう四角い箱、そしてスタンドに組まれた小さなシンバル類、脇に小物類しかなかったのです。小物中心に演奏するのかなぁ? 2回目のステージが始まりました。すると仙道さんは自らが座る、その四角い箱を叩きだしたのです。腰を折り、両脚を開いた状態で、椅子となっている箱(正しくは楽器)から素晴らしいリズムを歌わせます。箱の高い場所を叩けば高域のッタンという音が鳴り、中央付近では低域のボンという音。時には硬い木で覆われた側面を叩き、かつ足首に巻いた鈴でビートを刻む。小物をときおり傍らから取り出し、スタンドに組まれたシンバルでアクセントも付ける。その色彩に満ちたリズムは、謎の箱を中心に組み立てられ、うぉーって驚愕の声を上げてしまいました。 その後の休憩時、仙道さんに訊いたところ、その箱=楽器は旭川の職人さんが手作りで生産しているもので、いまこれなしには演奏できないほどハマっているそうです。箱は(そうですねオーディオのスピーカーを想像すると解りやすかかも)強靭な化粧板で作られており、通常の打面は皮ではなくベニア製。そのベニアの裏側には(僕はスネアドラムのスプリングを代用しているのかと思いましたが)ギターの弦を6本張っており、ゆえに高音部を叩くとパララっとスネアのような響きを得られます。背後は閉じられてなく低域の鳴りはそこから抜けていく仕組みになっていました。 このTOPS BAR2は入店してすぐの場所に演奏スペースがあり、そのスペースに近いカウンター席がライブ目当てのお客の席。長細い店はかなり奥まで続いているので、ただ飲みにきた方々も大勢いらっしゃいました。 こういう場所ですからスタンダード曲を中心に心地よい演奏が為されるのかと思いきや(そういう場所で清水さんがどういうアプローチをするのか興味があったのですが)、2人のアンサンブルは、もう最前線の深いジャズを聴かせてくれました。清水さんによるとココは結構自由に演奏をやらせてもらえるから、とのこと。2回目ステージ2曲目に演奏したジョン・コルトレーンのAll Or Nothing At All(でしたっけ?)は最上のジャズでした。 3回目のステージではクロマティック(半音階)ハーモニカの名手matsumonicaさんが飛び入りで参加し、ご機嫌度がUPしたステージに魅せられました。 Friday, February 04, 2005What should I do?
今夜はライブに行ってきました。今年初のジャズ・ライブ。
いまイチオシのピアニスト、清水絵理子さんリーダーのデュオ。 とってもいい気分で帰宅したのですが、夕刊を見たら一気に醒めてしまいました。 11ヶ月児、刺され死亡 スーパーに刃物男 愛知3歳児ら2人けが 記憶に新しく、かつ少し前の事件で神戸の小学校へ男が刃物を持って乱入したころから、どうもこういった犯罪がエスカレートしてきていますね。 幼い子供を持つものとしては、いざ、というときのことを考えざるをえません。 今回の事件はスーパーの子供用遊びスペースのことで起きたとのこと。うちもこういったスペースで娘を遊ばせているので、その際、親は視点を広く持つ必要があるのかな。 こういったスペースは囲われていることが多く、(子供たちの邪魔にならないよう)親は外から見守っているケースがほとんど。目を離すことはありませんが、外部からもの凄い勢いで入り込まれたら、きっと間に合わないでしょうね。 いざというとき我が子を守れるのか? 屋外の公園や、こういった屋内のスペースなど、ますます少なくなっていく遊ぶ場を子供たちから奪いたくはないです。そばにいる大人が重要だ。 Wednesday, February 02, 2005time of reading and chinese tea
中島たい子さんの「漢方小説」を読みました(参考)。中島さんは既に脚本家として第一線で活躍されており、この小説の主人公・川波みのりも脚本家という設定。元カレが結婚すると知ってから、原因不明の痙攣に襲われる。いくつかの病院を巡るが異常は見つからず、5つめに漢方診療所を訪れる。そして自分の病気とその診療所で行われる中医学の狭間に揺れながら物語りは動いていく、というお話し。
物語の中で、どうしても精神と病気を結びつける気になれない「みのり」は『じゃ、私はいったいどうしたいの?』と自問することになりますが、脚本家としてハリウッドのシナリオ作法を当てはめてみます。すなわちオーソドックスなタイプの作品は主人公の目的がちゃんと明確になっているということで、「みのり」は例を挙げて、 タイタニックで言えば、主人公ディカプリオの目的は『身分の違う可愛い娘(ケイト)と結ばれたい』になる。スタンド・バイ・ミーで言えば、四人の少年の目的は『誰よりも先に死体を見つけたい』になる。私の場合だと、やはり『病気を治したい』だ。(中略)よくできている作品には、もう一歩踏み込んだ真の目的が隠されている。ディカプリオは『鳥カゴの中のケイトを自由にしてあげたい』、これこそ隠された本当の目的だ。スタンド・バイ・ミーの少年たちは『怖いものに立ち向かう自身をつけたい』になる。では、もうひとつ踏み込んだところにある私の目的は何だろうか? この自問がこの小説のキーとなります。そしてその「もうひとつ踏み込んだところにある私の目的」探しがこの小説なのです。正直書きますと、「みのり」はそれを見つけることに成功します。そして明確にその目的が「みのり」の口から出てくるのですが、これは書かないでいて欲しかったです。充分に組み立てられ、よく書かれている小説なので、読者はおよそそのテーマを外さず読んでいける本であると思えるからこそ、それは読者に委ねてほしかったです。そのことだけが残念に思えました。 しかし、ほんと面白い小説であることは確かです。読みやすく、肩のこらない語り口ですので、中国茶でも煎れながら、良い香りとともに読み進めば、10煎目を飲むころには利尿作用もよく働くようになり、体に良い時間が過ごせるかな? と思います。 Tuesday, February 01, 2005facing you
それが彼女であると、確信に満ちた判断をすることができなかった。しかし彼女であってほしいという感情が芽生えたのは紛れもない事実だ。
毎月の終わりから始めにかけて、僕はブックマークしているジャズ・ミュージシャン、ライブハウスのページを巡ります。その月に行われるライブ・スケジュールをチェックするのです。いくつか見たいライブを候補に選んでおき、あとは仕事の都合との調整で絞っていくのです。ときどき新たなミュージシャンのライブを開拓してみようという気にもなり、ウェブ・サーフィンがどこまでも続いていくこともあります。 今日、都内で活躍をしている外国人ベーシストのサイトを見ていたのですが、彼が日頃の仕事で撮ってもらったスナップをたくさん載せているページがありました。へぇー、いろんなミュージシャンと仕事をしているんだなぁと、写真を見てまわっていたところ、ある写真に添えられたキャプション、彼と一緒に写っている人名に目が留まりました。そこにはNさんの名前があったからです。 早速その写真2点のサルネイムをクリック。少し大きいサイズにして見てみます。 僕が知っているNさんだろうか? 顔立ちを少しキリっとさせたメイク、容赦なく浴びせられたストロボ光によって、記憶とは少しズレた表情の女性が写っていました。 もう20年以上前のことになりますが、僕は東京西部にある都立高校に通っていました。仲間と授業をサボり、部活で汗を流し、バンドをやったりと、ごく普通の高校生だったと思います。そしていくつかの恋もして、校内、校外の女の子と付き合ったりもしました。ここだけの話し(?)Nさんというのは当時の僕の彼女だったのです(当時はNちゃんと呼んでました)。 高校生同士ですからね、おままごとのような恋愛だったんじゃないかしら。今思い返すと、けっこう恥ずかしいというか、くすぐったいというか、でも少し痛かったりして。結局最後は僕がフラレちゃったんです。 産まれてから高校を卒業する18年という年月、それを充分に超える時間を高校卒業後に過ごしてくると、あの日々の自分がいかに幼かったかを理解し、またあの日々の出来事があまりにも眩しかったことをも実感せざるをえません。 残念なことに、その外国人ベーシストのサイトにはリンク集のページがありませんでした。そこでNさんの名前でグーグルしてみたのです。 実は10年ほど前、都内のライブハウスのスケジュール表にNさんの(あるいは同姓同名の)名前を見つけたことがあるのです。幼少のころからピアノを習っていた彼女は、高校生のころもズバ抜けて上手く、彼女がプロのピアニストになっていても不思議ではないなと思ったことがありました。しかし当時、そのNと書かれたピアニストが彼女であるかどうか確かめることはしませんでした。 グーグルの結果、ヒットした件数17700。これは凄い件数だぞ。例えば「浜崎あゆみ」で検索すると399000という圧倒的な数字が出てきます。ジャズ・アーティストの場合、メジャー・レコード・メーカーからリリースされている中堅、いやもうベテランかしら、ピアニストの「木住野佳子」さんの場合6360。しかし17700って...「ケイコ・リー」の18800に匹敵する数字です。 どういうことだろう? と思えば(ちょっとビビったが、理由が解ってしまった)AV女優で同姓同名の人がいたのです。まさか違うよねと、確認の意味で(?)その女優さんのページを拝見。似ても似つかない人でしたぁ。 気を取り直し、リストを順に見下ろすと、1ページ目7件目に「音楽家・ピアニスト N Official Web Site」を発見! 早速アクセス。トップページ、海外で写したのだろうか、雰囲気のある風景写真がコラージュされている中に彼女のスナップ1点。しかしその横顔は髪に隠れてうかがい知ることができません。プロフィール、プロフィール、プロフィールのページはないかな? とクリック。そのページには音楽的な幅をどんどん広げ、他ジャンルのアーティストたちとのコラボレーションするに至る、充実したキャリアを物語るバイオグラフとともに、懐かしい表情の彼女の写真がありました。間違いありません。ジャズ・ピアニストNは、僕が知っているNちゃんだったのです。 お付き合いをしていた当時、ジャズ・ピアノに興味があるという彼女にキース・ジャレットのソロ・ピアノ・アルバム「Facing You」を貸したことを思い出しました。 いまPCのスクリーンの前にあなたがいます。 僕はメールを書きました。 突然のメールで失礼致します、憶えていらっしゃいますか? Archives(previous archive links)
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