Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima-

Friday, September 30, 2005

The photo exhibition has ended.

8月29日より始めた写真展「Sound Of Silence」@DINING BAR+CAFE jamは本日を持って終了となりました。期間中お越しくださった多くの方々に感謝いたします。

インターネット上で写真を発表するということは、地理的距離を超えて多くの方々に閲覧していただける。実際、他府県、および海外の方々とネットを通じて交流させていただいている訳ですが、生の写真を観ていただく場合、その距離というのが大きな壁になる、というあたりまえのことを強く感じました。
「おまえの写真展を観に行きたいよ」的な内容のメッセージを国内はもちろん、米国、カナダ、中米、ヨーロッパ諸国の友人たちからいただいたときには、嬉しい反面、なんともいえない気持ちにもなりました。
しかし小規模な展示であったにもかかわらず、人様に作品(=生のプリント)を観ていただくという機会を持てたことは非常に貴重な体験でもありました。うん、機会あればまた是非トライしたいなと思っております。

最後にこのネットを通じて交流させていただき、そして今回の写真展のきっかけをつくってくださったDさんに感謝いたします。また2点展示したライブ写真。その被写体として肖像使用をご快諾してくださった素敵なミュージシャン、はたけやま裕さんと野本晴美さん。お二人のお許しがあってはじめて成立したようなものです。ほんとうにありがとうございます。
そしてjamのマスター。長い間ほんとうにお世話になりました。jamのより一層のご発展をお祈り申し上げます。

Tuesday, September 27, 2005

various kinds of photos and exhibitions

あっという間に1週間は過ぎていきます。最近どうも文章を書く集中力がありませんので、このページがさぼりがちになっております。アクセスしてくださっている方々ごめんなさい。
写真展ですが、今週金曜でお終いになります。23日に来てくださったSさん、そしてご来場いただいた多くの皆様に感謝いたします。

ここのところ撮影もあまりしておりませんし、現像やプリントの実験や実践もしておりません。どちらかというと充電中といいますか、他の写真展を見たりして刺激を受けております。
まず池本さやかさん。(この池本さんの写真展は18日で終了しております。)パラオの青い青い海の写真。以前の写真展でモノクロの海中写真を存分に楽しませていただいたのですが、今回はカラー。フジのフォルティアという色のりの良い(良すぎる?)フィルムで撮影された熱帯の海。記憶色は演出となり観る側に多くを語ってきます。
展示は四谷3丁目と4丁目交差点の中間くらいにある路地を入った額やマットなども扱っているルーニーでした。その足で新宿御苑のプレイスMに。長野重一さんの展示(これも18日で終了してます。情報がリアルタイムでなくてすみません)があったので寄ってみました。1950年代の国内の様子。戦後の原風景とでも言うのかしら? ああ僕らは(ってそのころまだ産まれてませんが)こういうところから出てきたんだな、と思う。
ところで、ここプレイスMにもレンタル暗室が備わっておりますので今度当サイトのリストに掲載しておきたいと考えております。
また北海道の雪を、これでもかというくらい抽象化した作品を撮っていらっしゃる松本健二さんの展示も観にいきました。様々な色を見せる空、そしてその光が反射する積雪した大地、かすかに見取れる地平線。シンプル限りない作品はとても静かに鑑賞者の目を釘付けにする力を持っていました。
まぁ、どれもこれも直接的な影響はありませんけど、よい刺激になっております。

Wednesday, September 21, 2005

The Information of the photo exhibition (3)

現在、開催中の写真展Sound Of Silence、会期の延長が決まりました。
今月いっぱい、9月30日まで展示しておりますので、スケジュールが合わなかった方がいらっしゃいましたら、是非お立ち寄りください。


さて数日サイトの更新をさぼっておりました。いやいや疲れが出たのか、夜になると眠くて眠くて、娘と競争のように寝入ってしまいます。
今月の8日、14日と友人・加藤修子さんのレコーディングに参加していました。ソプラノ歌手である加藤さん。しかしその歌声の魅力は単なるクラシック声楽に留まらないものがあります。今回は声楽の王道(イタリア歌曲とか、ドイツ系だとシューベルトとかが王道と思っている)ではなく、ルネサンスからバロック期、作曲家でいうとダウランド、パーセルといった英国人、そしてバッハ、ヘンデルのドイツ曲を歌っております。都内某ホールで収録していたのですが、残響がとても多いホールの響きを十二分に捕らえながら、やわらかで心地よいサウンドを収録できたのではないかと思っております。(写真は19日夜にjamに来てくださった、左側よりTさん、加藤さん、ご主人)

19日祝日のお昼には、その録音で伴奏を務めたギタリスト明石現さんが写真展に来てくださいました。奥様とお子さんもご一緒だったので、うちも家内と娘を連れていきました。約2年ぶりくらいに子供たちは再会したのですが(きっと以前の記憶はないでしょう)、すぐに仲良く遊びはじめたので、その後会場のjamを出て近所の駒場公園に連れていきました。ここは旧前田家(加賀百万石)の当主・前田侯爵邸の庭園跡地で、邸宅も残っています。その邸宅のすぐ前には元々噴水でもあったのでしょうか、タイルの桶のようなものがほぼ土に埋まりかけ、石を重ねた噴水台(蛇口が残っている)だけが土の上に残っているものがあるのですが、子供にとっては登りやすいよい遊び場になりました。なんでも自分たちの遊び場にしてしまう子供たちのパワー、羨ましいものです。

夜は上記レコーディングの主役、加藤さん、ご主人、共通の友人Tさんが写真展に来てくださいました。この日jamはイレギュラーな営業だったため夜7時には店じまい。よって写真を見ていただいた後、駒場東大前から渋谷まで散歩(このコース、今度昼間来て写真を撮りながら歩こうと思いました)、そして葱料理の店で乾杯しました。みなさん遅くまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

Saturday, September 17, 2005

The Information of the photo exhibition (2)

写真展情報です。
会場であるDINING BAR+CAFE jamは、通常日曜定休ですが、

この週末、17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)は連続営業します!

そして20日(火)がお休みとなります。
僕は17日お昼ごろ、19時-21時ごろ出没しています。
18日は終日仕事があるので行けませんが、19日は時間未定ながら出没予定ありです。


(追記 22:30 17th Sep)

17日の夜は出没しませんでした。夜帯に来る予定だった方々が昼間にいらっしゃったので。
次は19日の18時から。友達とワイワイやっていると思います。


ところで、パネルからプリントが浮いてきてしまいました(涙) 応急的にもう一度プリントの上からごしごしとパネルに押し付けてきましたけど...
16日(金)には、今月初旬に行った美術個展でパフォーマンスをされたダンサー別所るみ子さんと、ピアニスト鈴木奈緒さんが観にきてくださいました。お二人ともお忙しい中を本当にありがとうございました。 別所さんは写真家でもあるのですが、こういうスチレンボードへの貼り付けは、糊つきのボードを使うより、糊のついていないものに、スプレー糊で貼り付けるほうが良いと教えてくださいました。うーん、そうなのか...知らなかった...しかし再びこういうボードに貼り付けての展示をするかどうか判りませんが、なんでも経験ですね。

そして今日は一坪展のご経験があるHさんとニコンFE使いの奥様がいらしてくださいました。ありがとうございます。
また、来ることができなかったWHさん。また機会があったら是非いらしてください。そしてドイツ、英国旅行お気をつけて、そして楽しんできてください。

Monday, September 05, 2005

Fiber or Resin Coated?

今回の写真展に出している作品はRC紙に焼いています。えっ、って感じですか? 僕自身最後までバライタにするかRCにするか随分考えました。
今回のことが決まった直後、展示の仕方について、僕が暗室レンタルでお世話になっているHitOnのベテラン・プリンター林さんに相談にうかがいました。HitOnはレンタル暗室だけでなく、ラボとして林さんの腕を頼る有名作家の方も多いですし、中央区入船にはアートスペース・モーターというギャラリーも別途経営されており写真展を知り尽くしておりますからね。
先日ここに書いたように今回は額装せずパネル化したのは僕の意思なのですが、そのアイデアを話すとバライタで焼くと多少紙のヨレが残ります。それをそのままボードにマウントさせるのは自作の場合けっこう難しいよ、とのこと。ボードでの展示は印画紙全面を見せることになるので隅々までピンとできるRC紙のほうがきれいに見えますよ、と。これには正直目から鱗でした。あくまでもバライタと思っていたのですからね。
と言いつつも、会場となるカフェについて色温度の低い照明であることを話すと、セピアなどに調色してもいいかもしれないとこちらを悩ますアイデアが飛び込んできます。モノクロプリントをされる方はお解かりでしょうが、調色するということはバライタで焼くということですからね。
そこでバライタでありながら平面性を確保しやすい紙を紹介してもらいました。オリエンタルのディスコンになっている温黒紙です。某、超有名作家の方の写真展用に焼かれた(作家にハジかれた)プリント、もちろんセピア調色済みのものも見せてもらいました。いやホントきれいに真っ直ぐです。HitOnではこの紙をロールで保有しているので、ディスコンになった現在でもまだストックがあり、もし僕が調色するのなら、この紙を安価で分けますよ、と嬉しいお言葉。ただし調色するとコントラストが激減するので、これでよしとした調色前のプリントで使用したMGフィルターの1号上を焼き、それを調色に使用しなければいけないとも教えていただきました。
うーん、RCでピンと張ったプリントを目指すか、セピア調色の雰囲気重視にするか...

まずセピア調色に関しては、調色前の完成プリントを作り、それをベースに調色用プリントを仕上げ、再度調色処理を行うという行程が必要なので、制作期間が短い今回は断念することにしました。
しかしいつかはこの手法に挑戦したいと思っています。
次にRCかバライタか? これはほんと最後の最後まで悩みました。先の調色の件もあるので、バライタの紙と現像液の組み合わせで、ほんわり茶系の色調を出すか? 平面性をあくまでも重視するか? 先のオリエンタルのバライタ温黒紙は調色用として使わないと、あまりいい紙ではないと仰っていたしなぁ。
結局、今回の展示では平面性を重視してボードを自作することを選択しました。

選んだ紙はアグファのRC、セミマット紙です。フォルテのRCウォームのセミマット(日本未発売)が手に入れば迷わずそれにしたと思います。ピカピカ反射するRCのグロッシー紙では照明下、厳しいですからね。
現像液は同じくアグファのノイトール・リキッドの(もう温黒を忘れて)純黒。
この紙、中間調がすごく柔らかく表現されますね。そして黒は黒で締まっていて気持ちよいです。そして小全紙16x20の大きさですが、隅から隅までピン!と張ったプリントができあがりました。

Saturday, September 03, 2005

muscular strength

今日は今回の写真展を開くきっかけをつくってくださったDさんが来てくださいました。しかもDさんのサイトでキリ番をゲットした僕にプレゼントまで持ってきてくださったのです! そしてDさん同様ここで展示をされていたSさんも休日出勤の帰りに立ち寄ってくださいました。お二人ともありがとうございました。

その後僕は銀座に向かいました。美術家さんの個展会場で、作品の造形モデルとなったコンテンポラリーダンサーが、その自らの石膏像と同一の空間で踊るというパフォーマンスを見るために。これは友人の音楽家、鈴木奈緒さんが楽曲制作を担当しており、僕はダンスが好きだと言ったら、今日のパフォーマンスのことを教えてくださったのです。
プロジェクターから再生される同一ポーズのまま静止したダンサーの実像と故意に動かされる影。その映像の前に存在する静止したダンサーの石膏像と踊る本人、そして照明によって生じる本人の影と、彼女の動きによっては彼女自身の身体に投影されるプロジェクターの像。さまざまな身体を目にし、目眩を感じるほどでした。
ヒトの筋力は不思議です。
ダンサー別所るみ子さんは写真家でもあります。彼女のプリントを販売しているエージェントのサイトで見た作品は、ダンサーである彼女が自身を撮った、いわゆるセルフポートレート。ダンサーが撮るダンサーの肢体。これに勝るものはそうそう作れないのではないかしら?

Thursday, September 01, 2005

Time certainly flies.

日記を書かなきゃ! 土曜に搬入した写真は月曜午前中に飾られたようですが、その日は山梨県に出張。けっこうヘロヘロに疲れてしまい直帰しました。よって展示の様子は火曜日になって見にいきました。自作のパネルボードに取り付けた(フックにひっかける)ひもが少し長かったようでずいぶん前傾になっていました。席に座りながら写真を見るには、まあいいかなとも思いましたが、マスターと相談してもう少しだけひもの長さを短くし、壁に寄り添うような具合に調節してもらうことにしました。
その後僕は来週、再来週に控えたソプラノ歌手の友人Kさんのレコーディングの打合せに。機材面の話し、録音の運び方の話し、サウンドの方向性などについて詰めをおこないました。これは会社を休んでまで取り組むので、是非よい作品を作り上げたいなとあらためて身を引き締めます。
昨水曜は最近自家現像を始められたWさんが写真を見に来てくださいました。Wさんにうかがった作品の感想の中にはハっとするものがあり、そういったことをさらに意識して写真を撮っていったらおもしろいなぁと、よいヒントをいただいてしましました。Wさん、来てくださって本当にありがとうございます。
てなことをしつつ、さらには或る写真家の方からメールが。そして電話でもお話しをさせていただいたのですが、その方のスタジオ、暗室があるご自宅に今度遊びにいくことになりました。この道50年のキャリアのあるかたのオリジナル・プリントを拝見できることになったのです。このことは後日、詳しく書くことができると思いますが、なんとも急展開なことに正直驚いています。
もう木曜日。1週間は速いです。そして今日から9月なのですね。日中は残暑が厳しいですが朝晩はなんと過ごしやすくなったことでしょうか。未現像のフィルムがずいぶん溜まってしまいましたので、少しずつ処理していきたいと考えています。

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