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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Sunday, January 01, 2006Happy new year 2006.
あけましておめでとうございます。
昨年このサイトを支えてくださった多くの閲覧者の方々に感謝です。そしてこの新しい1年もどうぞよろしくお願い致します。 ところで僕は最近、次なるステップのために、ひたすら現像タンクを振りまくる日々を過ごしています。フジのアクロスを徹底的に使い込んでいこうというところ。 ところで、あるプロジェクトのために、例年より寒かった12月の夜な夜な、夜景撮影もしていました。(最近周囲でも都市夜景の写真を多く見るのですが...)僕は、クリスマス・シーズンのイルミネーションをメインにしたベタな内容となっています。そのプロジェクトでの画像は本日フォトブログacross the street soundsのほうに4枚アップしました。 実はこの夜景を現像するために、2浴現像をトライしました。夜間の撮影ではありますが、イルミネーションの光源を含む構図。シャドウを出しつつもハイライトを極力抑えるための現像方法です。2浴式というものにはいくつかの処方があり、身近な友人にも(日中撮影において)シュテックラー氏式や、(夜景において)既存微粒子現像処方のカスタマイズによるものを常用している方がいらっしゃいます。ところで、いつも周囲の方々の貴重な情報の恩恵を受けているばかりではなく、自分からも新しい有益な情報をもたらすことができたらいいなと、今回の処方を試みてみました。 A variation of Farber "compensating" AB developer おもしろいなと思ったのは(処方は下に記しますが)第1浴目(以降A浴)はメトールとハイドロキノンを使用するMQタイプであること、そして第2浴目(以降B浴)は静止現像すること。この静止現像が"compensating"をもたらすと判断してよいでしょう。 オリジナルの処方は、 Solution A メトール: 6 grams 無水亜硫酸ナトリウム: 50 grams ハイドロキノン: 3 grams 臭化カリウム: 3 grams 塩化ナトリウム: 5 grams Water to make 1 liter Solution B 無水亜硫酸ナトリウム: 10 grams 1水塩炭酸ナトリウム: 50 grams Water to make 1 liter ですが、僕はB浴の1水塩炭酸ナトリウムの代替に、ホウ砂: 10gramsを使いました。より微粒子に、軟調にするための代替です。よってA variation of を追記してます。 ANALOG PHOTOGRAPHY USERS GROUP.ORGのChemical Recipesから情報を仕入れた処方なのですが、寄稿者によると「(有効被写体輝度域という意だろう)8絞りを超える輝度幅のシーンでコントラスト・バランスをとるために」とありましたが、僕のテストでも明らかに通常より軟調になっていました。しかし一番最初のテスト(は135フィルムで行いました)ではパーフォーレーションに沿って現像ムラが確認されたので、通常の攪拌をおこなうA浴にて(通常僕は最初の10秒間に4回の倒立攪拌、以後1分ごと同様の攪拌を行う)注入直後のみ30秒連続攪拌することで、どうやら現像ムラから回避できたようです。 まだまだ使いこなすところまでいってませんが、例えば夜景に限らず、日中のコントラストが極端に強いところを撮った場合などにも使えますし、手の内にしておくのは得策のようです。 まだプリントには至っていないのですが、早く"compensating"の効果をプリント上で確認してみたいです。
Comments:
こんばんは。
おもしろそうな処方ですね。 炭酸ソーダの変わりに、ホウ砂を使うアイデアですが、僕も最初はホウ砂を使いました。しかし、炭酸ソーダの方が、効き目が強かった(暗部の階調が出た)ので、結局B液は炭酸ソーダで落ち着きました。 しかし、Niijimaさんの場合は、ぼくの場合とはまるで違った処方なので、ホウ砂でも、効果があるかもしれません。夜間撮影は、コントラストが高いので、ネガ作りが難しいですよね。早くプリントしてみてくださいね。楽しみにしております。
ホウ砂でも、わりと全域にわたってバランスのよさげな階調だったのですよ。もちろん今後炭酸ソーダでも具合を見てみたいと思っているのですが。より活性化されて結局ハイライトがキツくなってしまうのならホウ砂に落ち着くのかな? まあ現段階では予測ですけどね。
あけましておめでとうございます。
…って、こちらに新年の挨拶を書いてよかったのかな? 私は薬液の処方とかにはまったく疎いので、 今年はそういう勉強をするのも1つの目標です。 ではでは、今年もよろしくお願い致します。
MITSUさん、あけましておめでとうございます。
こちらへの書き込みで全然構いませんです。ありがとうございます。 薬品に関して、あまりアレコレ物色するのはどうかなと思いますが、普段使用されているものが、どのような処方で、それらがどのような役割で働いているかを知るのは知識として持っていていいと思いますよ。 専門書を読むのもいいのですが、tokyo-photo.netさんを訪ねてみるのも充分有効かと思います。 今年もよろしくお願い致します。 Post a Comment << Back to the top of diary Archives(previous archive links)
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