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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Sunday, February 19, 2006dynamic range 新しくフィルムを試すとき、そのフィルムの現像時間を特定しなければなりません。いかなるコントラストを得られるか。それがその後のプリント作業に多大な影響を与えます。コントラストを確認するために無地の被写体を段階露光したものを利用します。僕の場合たいていはグレーの模造紙にレンズを向けて撮るのですが、最近テストを行っているフジ・ミニコピーHRIIの実効感度はEI 6ってところ。モノクロ・スナップ写真派はISO400クラスのフィルムを撮影感度200で撮っている人が多いと思います(あれ、箱感度のまま撮っている人のほうが多いのかな?)が、そのEI 200から絞りで5段分感度が低いんですね、EI 6ってやつは。 この値を室内で得るために左の画像のようなものをこしらえました。黒模造紙を3枚重ねてS字フックでぶら下げます。真ん中あたりにA3サイズより少し小さな四角い穴を開け、そこにトレーシングペーパーを貼り込みます。黒模造紙の向こう側には250ワットの拡散光電球をセットし、トレーシングペーパーを明るく照らします。そのトレペに向かってカメラをセットし、段階露光してゆくのです。 このときEI 6にセットした露出計が示す値はEV 11。f5.6で1/60秒。これを中心に(僕の場合)プラスマイナス6段、全13段を1/2段ごと段階露出して1本のテストストリップ・フィルムを作成します。 もちろんこのような照明をセットしなくても撮影は可能です。シャッター速度を遅くすればいいのですから。しかしアクロスのように120秒まで補正の必要のない超高性能フィルムでなければ相反則不軌特性の関係上、スロー側はバルブ撮影にならないようにすべきだと思ってます。このセットでプラス6段目はf2で1/8秒となりますから、きちんと収まってますね。 ただしこの方法、厳密に言うと全波長ある太陽光とタングステン光では色相感度の問題で若干の差が出てしまうと思うのですが、このあたりは誤差の範囲で収めちゃうということで... ところで実際の撮影となるとEI 6の撮影感度ですとバルブ撮影は必須となるでしょう。しかしこのフィルムのデータシートをフジフィルムさんに郵送していただいたのですが、マイクロコピー写真用のデータしか掲載がなく、通常階調時にどのような特性を発揮するかが解らないのです。よって基本(短いシャッター速度時)現像時間を突き止めた後には、相反則不軌特性も調べなければなりません。その方法、プランは既に考えましたが、それはまた後日書きたいと思ってます。(かなり果てしない気分。。。)
Comments:
なんか、かなり本格的になってきましたね。
これだけ、データ集めを熱心になさっていれば、実用化まで、もう一歩でしょうね。僕も、今はシートフィルムで試行錯誤しておりますが、お互い早く作品のための撮影を開始できるといいですねえ。 ISO感度400のモノクロフィルムって、おそらく自家現像する人は200くらいで撮って、自家現像しない人は、400そのままで撮っているんじゃないのかな?でも、世間的に見れば、400のまま撮っている人が多いような気が。。 分かってて400で撮ってる人と、ISO感度が400だから、そのまま撮ってる人がいるんでしょうけどね。
HRIIに関しては、いろいろと資料をあたったのですが、コレといった有益な情報を得られなかったんです。ですからかなり手探りな状態で進めています。シートフィルムのタンク現像もスタイルを確立できれば、皿現像より効率的ですよね。お互い頑張りましょう。
ホント、廃盤になったら絶句です。でも複写こそデジタルの領域なんですよねぇ。スキャナーにOCRソフトを組み合わせたほうが実用的。家庭でもできる。天体や顕微鏡写真なんかもデジタルに移っているようですし(だからコダックはTPをディスコンにしたんじゃぁないでしょうか)ね。
今週の首都圏はずうっとぐずついた天気のようですね。でも雪は降らなさそう。残雪写真撮りたいのになぁ。
五月の風さんhttp://www.asahi-net.or.jp/~zg7t-hym/で、雲の写真をコピーフィルムで撮ったものがありますが、とても見事ですよ。HR2だったかどうかは覚えていませんけど。
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