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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Wednesday, March 01, 2006a suspicion
このサイトを開設して2年が経過しました。たくさんの方々に支えられ続けてこられたことに自分でも驚いております。
今後銀塩写真は益々特別なものになってゆくのでしょうか? それでも感剤を手に入れられる限り、産みの苦しみを味わいながら写真を楽しみたいと思っております。 さて、ここのところトライしているミニコピーの現像テストにおいて、お!これは大発見かもしれんと躍起になったPhenidone-TEAですが、ある疑惑が浮上。あらためてPOTAも溶いてみて確認をしたのですが、フェニドン単用っていうのが現像ムラが起きる根源なのかも? この画像は、そのPhenidone-TEA濃縮保存液を希釈して、処理温度まで下げたところをメスカップの上から撮っています。青い矢印をつけたところが解り易いと思いますが、濃いオレンジが糸をひくようになっているのが見えるかと思います。フェニドンは溶くとその溶剤をこのような色に染めるのですが、水溶液の中でこのような色の差、濃度差があるということは、希釈した水に充分混ざっていないということなのでしょう。もちろん70度の湯にPhenidone-TEA溶液を溶き、充分に攪拌しているのですが、温度を冷ます時間を経過すると、このような状態になっているのです。POTAも(染まり方がPhenidone-TEAほど濃くはでないので)判りづらいのですが、よーく目を凝らして見ると使用液中でイエローオレンジの濃度にばらつきがあるようです。フィルム現像中攪拌をしていないとき、このような偏りが発生すれば、それは現像ムラとなるでしょうね。因みにフェニドンと併せて過生成を得るアスコルビン酸を加えたPC-TEA処方においては希釈後このような状態を見たことがありません。またミニコピーやコダック・テクニカルパンをD76やミクロファインで処理されている方々から現像ムラの情報があがってこなかったのはMQやM単用処方では、このような現像液そのもののムラがない。しかしフェニドン単用の場合は現像液中のムラが、そのままフィルム上のムラになるってことかしら?
Comments:
ボクの所でも似た現象を確認できました。酸化によるものですね。攪拌をやめてから1分、2分では出ないので、これが現像ムラに直接結びついているかどうかは不明ですけど。
先に亜硫酸ナトリウムを少量、500ミリリットルに対して小さじ一杯くらいかな、を溶いて、それでフェニTEAを希釈すると酸化を防げるから色の変化も無いよん。生のフェニTEAを水道水に溶いたらいきなり変色したのと好対照。
ちなみに、生水でも亜硫酸ナトリウムちょっと入りの水でも、フェニTEA1:50後のpHに変化は見られませんでした。酸化を防いでいる分、亜硫酸ナトリウム入りの方が現像力は高いと思うけど、現像実験まではしませんでした。
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