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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Wednesday, July 19, 2006I will move to the next city.
週末の23日に引越しをします。娘の成長に伴い手狭になってきましたので、少し前から引越すことを検討していたのです。とはいえ彼女の通園がありますから、現住居からおおよそ2キロほどの近場へ。川崎市から横浜市への移転となり、最寄り駅がひとつ隣になります。
あまり持ち家願望というのがありませんので、相変わらずの賃貸住まいです。そこでは今までより少しだけスペースに余裕ができそうですので、僕としては自室を設け、暗室とすることを企んでおります。 Sunday, July 09, 2006APUG meeting in Tokyo
ファインアート・フォトグラファーのPer Volquartz氏来日中の昼食会に8日土曜、参加してきました。Volquartz氏がAPUG(彼はそのメンバーどころか広告主でもあるのですが)にて、自分の訪日期間中にAPUGメンバーで集まろうと声を掛けられたのがきっかけ。僕は友人のK氏から教えていただき、このような貴重な機会はまたとないと、参加してきました。フォーラム上では大阪在住のM氏と共通の話題も見出し、みなさんにお会いできるこの日を楽しみにしていたのです。
今回Volquartz氏は、彼がアート・デレクションを務める出版物の版元が「第13回東京国際ブックフェア」でのブース出展に同行しての来日。 氏を囲んで、既出のM氏、新潟から駆けつけたG氏、および既知の友人K氏とS氏、そしてさらには大判カメラ・メーカーさんの参加もあって楽しい食事会に。 僕は自分のプリントを持参し、参加のみなさん、そしてVolquartz氏に見ていただきました。氏のすばらしい大伸ばしプリントを拝見した直後でしたので、かなり緊張して僕のブックを渡したのですが、当サイトのトップページに掲載をしている枯葉の作品「かえれない」を評価してくださいました。枯葉をモティーフに使い生命の死がよく表わされているとのお言葉は、僕がさらに制作を続けていく上での大きな励みとなります。また、その作品、さらには別の作品においても、それらをさらに向上させるための具体的な暗室技法のアドバイスもいただきました。 ブリーチング、マスキングを始めとする、局所的なトーンの調整法は、今後の暗室作業に是非とも取り入れなければなりません。 氏は、見たところ70歳代と思われる風貌。面倒見のよいおじいちゃんといったら失礼でしょうか? 「プリントが出来たらメール添付で送るように。そうすればいつでもアドバイスしますよ。」と仰ってくださった氏には、己の甘えを充分認識しつつも、そのような近しい目で見てしまうことを寛容するような温かさが感じられました。 Friday, July 07, 2006Study, Landscape, Kawaguchi-ko May 06![]() 風景の習作0601 -河口湖 May 2006- 強風と豪雨が止んだ夕刻間近、湖畔に雁が佇んでいるのがみえました。数カットを撮った後、再び湖畔は嵐のような風雨に見舞われました。 RICOHFLEX HOLIDAY / RICOH ANASTIGMAT 80mm F3.5 Fuji ACROS 100 @EI 50, dev in PC-TEA. Ilford MGIV FB (Fiber based multi contrast paper, glossy), dev in Kodak Dectol. Tuesday, July 04, 2006wet collodion process
大木の枝の下にはいり込む。覆い茂る枝葉が陽光を遮りわたしは影の中にあるが、ところどころ木漏れ日が射している。そのほうを見上げると急激な明暗差に目が眩み、瞼を閉じなければいられなくなる。
閉じた瞼の奥、網膜に焼きつくのは黒い黒い枝葉のシルエットと、限りなく白く漏れ射してきた光線。その白い光線は時間経過とともに自らの領域をだんだんと広げる。光の残像はまるで細胞の増殖のようである。いづれやってくる暗黒の世界を知りつつも白い残像は、その時間が許すかぎり、網膜のうえを侵食してゆく。 菅原一剛さんの写真展「MADE IN THE SHADE」を拝見してきました。 日本に初めて渡来した写真技法は「湿板 / wet collodion process」と呼ばれ、ガラス板にコロジオン溶液を塗布し、硝酸銀に浸すことによって感光性を持たせるもの。(全て受け売りです。) 菅原氏はこの「湿板」によって制作を行っている希少な写真家。ただし湿板によって得られる画像は極めてコントラストが低いという。そこで原板をスキャンし、適正なコントラストを導き出してから、大型インクジェット(image PROGRAFというキャノン・ラージフォーマット・プリンターが使われたそうです)によりファインアート紙にプリントしての作品とのこと。 湿板による最大の特徴はウルトラヴァイオレット帯域、すなわち紫外線に反応することだそうです。 熱帯の木の根本から枝葉を見上げるように撮影され、そしてA1、A2サイズに大きくプリントされた作品が「MADE IN THE SHADE」シリーズ。その特殊な感光は、コントラストが低いというより、僕の印象ではシャドウ帯域、ミッド域、ハイライト域とそれぞれの帯域内のコントラストは確かに低いのですが、シャドウとミッド、ミッドとハイライト、それぞれの間には大きな階調の隔たりがあるように感じられました。 そして特にシャドウとハイライトが接する輝度差の大きな部分を見ると、極端な境界効果が現れているのか?(それが紫外線の働きによるものなのか、感剤の化学作用の結果なのかは不明) その境界はにじむようなハイエストライトとなっており、ハイライトの存在を目立たせているのです。 僕においてそれら「MADE IN THE SHADE」シリーズ以上に目を見張ったのが、椿やハイビスカスを捉えた8x10サイズの作品。これは湿板、ガラス板のまま額装されたもの。菅原氏が用いる湿板はAmbro typeアンブロタイプというガラス板そのもので成立するもの、すなわちポジを得られるタイプなので、このような作品が可能なのだそうです。たった4点だけの「湿板そのもの」作品ですが、これを見るだけでも充分満足できるのではないでしょうか。 その他等身大ほどもある人物・全身像のポートレート、奄美の風景もあり見どころいっぱいの写真展。今まで見たことのない光の世界。超おすすめです。 菅原一剛写真展「MADE IN THE SHADE」 お台場(ゆりかもめ台場駅下車正面)の「ル・メリディアン・グランパシフィック東京」の3F「GALLERY 21(ギャラリー・ヴァンテアン)」にて、 7月30日まで、会期中無休。10:00-20:00(最終日は17:00閉場)入場無料。 菅原氏のサイトはこちら「菅原一剛写真研究所」。サイト内の「もっと写真が好きになる。」のコーナーは写真趣味初心者さんにとてもお勧めのコンテンツ。もちろん上級者もハっとさせられることがあるかもです。 Monday, July 03, 2006the third group print exchange
早いものでグループプリントエクスチェンジの企画も3回目。僕はもちろん参加します。
銀塩ウェットプロセス★モノクロ写真フォーラム「第3回 グループプリントエクスチェンジ」 参加者の募集は7月末まで。プリントの発送は8月末までというスケジュール。 暗室初心者さんも大歓迎の企画です。主催者同様多くの方々にご参加いただけるよう願っております。 追記(July 4th): プリントエクスチェンジの概要についてはこちら(http://www.tokyo-photo.net/printex.html)をご覧ください。 Sunday, July 02, 2006Study, Still life, Lily of the valley, May 06 静物の習作0602 -鈴蘭-鈴蘭を撮ってみたいと思いGWのころ買いにいきました。室内でライティングを施し、提灯のように発光しているよう背後から照らしてみました。友人に借りた100ミリのマクロ・レンズを向け、その脇には背後から来る光を反射させるレフ板と同時にハレーションを切る黒紙を備えての撮影でした。 どちらかというとマクロ・レンズのテストに留まった習作って感じですね。 鈴蘭という花が持つ、可愛らしさ、または文学的な解釈(君影草というなんともしおらしい別名もある)や、さらにはもっと捻ってその根が持つ「毒性」からイメージできるような写真にはなりませんでした。 また花を撮る場合には、その花の鮮度とか、そのものの状態の良さにも結果は委ねられるという、あたりまえのことに気付かされる経験でもありました。 来年はもっと鈴蘭とはいかなる花か、を熟考し、挑戦してみたいと考えております。 Nikon newFM-2 with the Nikkor 105mm/F4 micro. Fuji ACROS 100 @EI 50, dev in PC-TEA. Ilford MGIV FB (Fiber based multi contrast paper, glossy), dev in Kodak Dectol. Archives(previous archive links)
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