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Sound Of Silence -reports from darkroom by M.Niijima- |
Saturday, September 02, 2006Sales discontinuance of Fuji's chemicals related to B&W.
富士写真フィルムの現像用関連薬品の多くが来年(19年)3月をもって販売終了になるとのことです。
終了予定品目は下記のとおり。 (現像剤) フジドール E スーパーフジドール-L ミニドールファイン ニューアートドール ネオプロドール スーパーコレクトール-L パピトールC プロトールスタンダード プロトールウォーム (定着剤) フジフィックス フジフィックススーパー-L スーパーフジフィックス スーパーフジフィックスDP-R(10L用×4) スーパーフジフィックスDP2-R(10L用×2) (仕上剤) 富士QW(100L用) ドライウエル(20L用) (単薬) モノール ハイドロキノン 無水亜硫酸ソーダ 炭酸ソーダ(ー水塩) ブロムカリ カリミョウバン 詳細はこちら 僕個人において、これらのラインナップの販売終了はほとんど影響はありませんが、多くのパッケージ商品の販売が終了となると困る方々も多いと思います。 フィルム現像剤においてミクロファインとスーパープロドール(SPD)を残し、標準現像剤のポジションであるフジドールEが消えることに疑問を感じますが、まだまだ日本ではPC(フェニドン、アスコルビン酸)処方の現像剤って人気がないのかしら? PC処方によるパッケージ品では他にKodak X-tolがありますので、フジドールEをお使いの方は今後(X-tol)を試されてみてはいかがでしょうか? 印画紙現像剤ではコレクトールEは残るんですね。 定着剤は濃縮液体タイプの「スーパーフジフィックス-L」のみになってしまうのですね。ところでフジの定着剤は全て、迅速性のものも、そうでないものも、硬膜化定着剤なのですよね。正直言ってフジ、コダック、イルフォードのフィルムを常用している(限りなく100%に近い国内白黒写真家があてはまるでしょう)者にとってどうやら硬膜化は不要なようです。モダンなフィルムには塗布された乳剤に既に硬膜処理が為されているとイルフォードは明言しておりますしね。 ですので定着剤は(濃縮液体になってしまいますが)イルフォード・ハイパムフィクサー=酸性迅速「非」硬膜定着剤に乗り換えるのがお勧めと言えます。地方の方はビックカメラの通販(商品ページ)を利用されれば入手可能です。(ヨドバシ・ドットコムでは扱ってなさそう。) さらには(海外から取り寄せることになりますが)アルカリ性の迅速定着剤がよりアーカイバル処理に向いているとのこと。僕もこの夏、SILVERGRAINブランドのアルカリ定着剤「Clearfix Alkaline Fixer」を1ガロン入手致しました。これはFB紙の定着にまずは使ってゆこうと考えています。 いや、しかし国内流通量がもっとも多い国内メーカーがこれら白黒写真に必要な薬品類、とくにパッケージ商品を一度に大量に販売終了させることに対して正直悲しい気持ちであります。自家現像、プリントを楽しまれている方々の多くがこれらパッケージ品を利用されていると想像するのは容易いですからね。 もしこれらの薬剤が無くなることで途方にくれてしまう方がありましたら、遠慮なく仰ってくださいませ。ともに解決策を考えてゆきましょう。僕ごとき微力ながらもそのお手伝いをさせていただこうと考えております。 Archives(previous archive links)
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