Sound Of Silence -diary0408-
(このページは旧ダイアリーを移植したものです。コメント投稿はできませんのでご了承ください。)

Tuesday, August 31, 2004

撮りたい感、撮らなきゃ感

今月18日付けのこのdiaryで、僕には「ミュージシャンのライブ・シーン」という撮りたい対象があります、と書きました。

ところで自分を撮影という行為に向かわせる力に、この「撮りたい感」とともに「撮らなきゃ感」というのもあるんだと、またまたすずさんのブログ(http://photot.exblog.jp/940719/) が気付かせてくれました。
「撮らなきゃ感」、よくよく考えると僕にもあるなぁ。
JAZZライブは超高感度域で強いコントラスト、粗い粒子の写真を強いられます。
そのJAZZライブをなんとか自分のものにしたくて始めた自家現像やレンタル暗室でのプリント作業ではあるのですが、初心者のうちはもっと自然なトーンとか、コントラストとかも手掛けたほうが良いのでは?とも思うのです。
ということで最近では近所の景観などを撮っていますが、JAZZライブに比べると明らかにモチベーションが低いようで、よい作品を目指すための執拗さなんてまるで希薄です。よって現像後、「よしこれ焼いてみよう」というところまで到達しません。
僕の場合「撮らなきゃ感」では作品づくりは行えないようですね。

今夜はライブに行く予定です。最近よく行く吉祥寺STRINGSですが、ここは1晩に3回のステージがあります。初回はいつも通りDELTA 3200で撮り、以後はT-MAX P3200を2本使う予定です。DELTAはMICROPHENで現像しますが、T-MAXは初めて購入したX-TOLで処理してみようと思っています。2本撮るのは現像時間の頃合を探るため。そして次の日曜には暗室の予約を入れてますのでプリントまで行い、おおまかな使用感を掴んでみようかな、という段取りです。
もちろん結果はレポートしますので少しお待ちください。ところでX-TOLは適応する感度範囲も広いし、希釈率を変化させることで様々な面を見せてくれそう。とても奥が深いものかもしれないなぁ、と思いはじめました。

X-TOLと同時にFUJI ACROS 100と、Super-PREST 1600も併せて購入。順次テスト予定です。(と書いて自分にハッパをかける)

Saturday, August 28, 2004

ILFORD SHOCK 2

ILFORD製品が入手できなくなった場合を想定した代替品をマジに当たっておくことにしました。 The Massive Dev Chart:
http://www.digitaltruth.com/devchart.html
で、FUJI S-PRESTやKODAK P3200TMZのデータを眺めていて、KODAK X-TOLに注目。まずはこの現像剤を試してみようと思います。
ところでこのX-TOLは保存液5リットル用のパッケージしかありません。KODAKの他の粉末現像剤はほとんど1ガロン(3.8リットル)用のパッケージと1リットル用の小パッケージがラインナップされているのに、この商品だけ、何故に5リットル用なのでしょうね。
かつて、一回の粉末溶解にこれほどの大量処理をしたことがありませんので、今日は近所の100均ショップに器具類を購入しにいきました。まずバケツ(フチの一部が液体を排出しやすいようにえぐれているタイプのもの)1ケ。それからヨドバシカメラで購入した攪拌棒では(小さく)心もとないので、キッチン用泡立て器、1ケ。もちろん泡を立てるためでなく、静かにまわして薬品を溶かすために使います。しめて合計210円のお買い物。
これで大量の水の中に薬剤をバサバサ投入して、ぐるぐるしている自分の姿が目に浮かびます。

ところで僕が使っているステンレス現像タンクは135フィルム1本用です。(最近2本用を買っておけば良かったなと後悔することもありますが)最初は地道に一本づつ処理していけば、失敗したとき、撮影済みフィルム2本同時にダメにすることもないし、「現像処理」という作業回数は(当然2本用より)2倍おこなうことになり、繰り返し精度が求められる作業だけに、練習、慣れ、にも都合が良いかな、と考えてのことです。
そして、この1本用タンクには、1回につき250ミリリットルの現像液(停止用水も定着液も同様)を注入するようにしています。(満タンにするにはもう少し入れる必要がありますが、攪拌時の液の移動を促すため少し空気が残るようにしています。)そして希釈液を使用したときだけでなく、原液使用時においても、使用済み現像液は毎回棄てています。これは処理本数が何本になったら現像時間を何パーセント延ばす、なんてことを考えたり、管理したりすることが面倒であることと、とにかく(保存液が貯蔵タンクの中で酸化してくることを除けば)毎回フレッシュな状態で処理をすることができるからです。(僕は定着液でさえ毎回棄てています。ただし1日に2本=2回の処理を行うときは同一の液を繰り返し使用しますけどね。)

という現像処理を行っている僕の場合、5リットルのX-TOL保存液は全て原液使用の場合でフィルム20本分の処理を行うことができます。途中希釈処理をした場合は、さらに処理本数が増しますね。ところで溶液は「貯蔵タンク内に空気があり、密閉した状態」での有効保存期間は2ヶ月となっています。
僕は今年4月から自家現像を始めて、この8月まででやっとこ40本の処理をしました。このペースが続くと保存期間内には全ての溶液を使いきれませんね。しかも対高感度用の処理ということだけを考えてのことであれば、廃棄する量のほうが多いかもしれませんね。なるべく無駄にしないためにも(当面はテスト使用ですが)EI 200くらいからの処理もこのX-TOLでやってみようかな?

明日は休日出勤ですので、帰り道、ヨドバシカメラに立ち寄り、フィルム数種と、X-TOL DEVELOPERを買ってこようと思っています。

Thursday, August 26, 2004

ILFORD SHOCK

僕が使用しているモノクロ・フィルム
ILFORD DELTA400
ILFORD DELTA3200
僕が現像時に使用している薬剤
ILFORD PERCEPTOL
ILFORD ID-11
ILFORD MICROPHEN
定着剤はILFORD NEW HYPAM FIXER
こう列挙するとけっこうILFORD製品に頼っていますね。

ILFORDという名称、日本では写真、とくにモノクロ写真をやらない方はほとんど知らないでしょうが、1879年創業、英国の画像・感剤メーカーです。
そのILFORD社がヤバいことになっています。どうやら債務超過がたたり、社を売却する方向で動いているようなのです。
ILFORDはインクジェット関係の事業が好調のようでしたが、伝統的な写真感剤部門の低迷で今回の事態に陥ったようですが、うまく社を売却できたとして、時代にマッチしづらい部門=写真感剤 が新会社内で再び事業として進行することができるのでしょうかね? もちろんILFORD社の写真感剤技術とその製品は世界トップ・レベルのクオリティを持っていることは誰も疑う余地がないと思います。その技術をライセンスするような流れができ、現行商品と何ら変らないものが市場へ流通されることが僕たち写真をするものにとって望ましい方向でありますが、さてどうなるのでしょうか。

ということで上記の品物が手に入らなくなる可能性もありますので(まだ少し猶予はありそうなので)少しずつ、代替をテストしていこうかな? なんて考えております。
まずISO400クラスの高感度フィルム。これはFUJI、KODAK、FORTEやAGFAなどなど種類が豊富なので後回し。
超高感度フィルムはFUJI Super Prestの800〜1600域での現像(薬剤の選択から現像時間に至る)テスト。
また1600を超える露光指数で、どこまで押せるか?
さらにはKODAK TMZ(T-MAX P3200)を真剣に使ってみる。
現像剤は超微粒子現像剤は他にいろいろありますし、標準現像剤のID-11がなければD-76で良いわけ(市販品が全く同一の調合かどうかは不明ですが)ですね。
そこで超高感度域まで押していく現像剤をテストしてみようかな?
TMZに対して、X-TOLがいいのか、T-MAX DEVがいいのか?
さもなくばMICROPHENタイプのものを自家調合するって道も残っていますね。

まあ、写真は僕にとって趣味=遊びなので、こういったことも楽しいな、と思っております。

Wednesday, August 25, 2004

プロのポートレート撮影

先日、プロ・カメラマンの方の撮影現場に立ち会う機会がありました。
勤め先の関連会社の社長さんが、某大手新聞のインタビューを受けたとのことで、うちの会社内でその社長さんのポートレート撮影が行われました。インタビュー時、社長室で撮影を行ったらしいのですが、新聞社デスクから「おもしろくない」の一言があり、特殊な設備が多い当社が再撮の場所として選ばれたとのこと。そして僕が、その現場に立ち会いました。

社長さんは単身、新聞社からもカメラマンひとり、そして僕の、たった三人だけの撮影が始まりました。
カメラマンはその新聞社の写真部のかたで、Nikon D1を2台持ってきていました。新聞という即時性が命のメディアにおいて、デジタルカメラはまさに必要不可欠なツールになったとのこと。
レフランプ前にトレーシングペーパーを垂らした2灯を、あちこち動かしながら、探りをいれます。興味深かったのはセッティング中も会話を絶やさないこと。内容は普通の世間話しですが、常に社長さんと会話を続けています。ライティングが決まった後は、僕に社長さんの横に座ってほしいとリクエストしてきて3人で会話。というより、僕と社長さんが対話するように仕向けるような話題を振ってくるのです。その中で(社長さんの表情を見ながら)レリーズしていく。(モニターは見ずに、ファインダーを覗いていました。) 最終的にライティング違い、構図違いなど、3タイプくらい(カット数はわかりません)撮りました。
ポートレートの撮影って奥が深いと思っていましたが、人それぞれいろいろなやり方があるのでしょうね。そしてその一端を見ることができたのは、なかなかおもしろい体験でした。

Saturday, August 21, 2004

初めて聴くJAZZ

当サイトのBBSのほうに「JAZZを聴いてみたいので、お勧めを教えてください」というお問い合わせをいただきました。
大きなカテゴリーでJAZZと呼ばれる音楽は、様々な変遷を遂げながらいくつかのスタイルを生み出してきています。しかしJAZZファンと称する者の8割9割はBe Bopというスタイルが登場した以降の音楽を聴いているのだと思いますし、一般的にJAZZという音楽をイメージする場合も、このBe Bopスタイルがマッチするのではないでしょうか。(あとはビッグバンド形式のスイング・スタイルかな?)

ところで、このBe Bopという音楽はなかなか一筋縄ではいかない音楽で、はっきり言ってとっつきづらい。僕が初めて買った(中学生のころだ)JAZZのレコードは、このBe Bopの創始者の一人で、かつその絶頂まで持っていったと言われる天才サックス奏者のチャーリー・パーカー、「ナウズ・ザ・タイム」というアルバムでした。当時はロック小僧で、音楽というのは歪んだ音のギターが「ガ〜ン、ジャンジャンジャンジャン、ギュイ〜ン、ゴンゴンゴンゴン」と奏されているものだと考えていた僕には、「パハラプルリラパラリラララレラララ」と吹かれるサックスは、なにがなんだか解らん音楽で、全く馴染めませんでした。
そんな話しをしたところ、友人の兄が、じゃあこれを聴いてみるとイイヨと貸してくれたレコードがありました。
The Modern Jazz Quartet「The Last Concert」という2枚組みのレコードでした。それは今までに全く聴いたことがない響きで伝わってきたにもかかわらずとても心地よいもので、一度で好きになってしまいました。

今、チャーリー・パーカーが奏でる音楽も難なく聴くことができますが、MJQの音楽も同様にとても素晴らしいJAZZであることが解ります。
そんな僕の経験から「お勧めのJAZZアルバム」の筆頭に、初めて聴く日から以降末永く付き合うことができるThe Modern Jazz Quartet「The Complete Last Concert」(CDになって収録曲が増えタイトルにCompleteが付けられた)を挙げさせてもらいました。

Friday, August 20, 2004

レスポンス

一昨日、「初心」について書きましたが、早速(それについて考えるきっかけを与えてくれた)
すずさん(http://photot.exblog.jp/884665/)と、
karipeeさん(http://www.tokyo-photo.net/weblog/2004/08/sound-of-silence-niijima-2004.html)、
それぞれのサイトで反応がありました。
ブログでコメントを交換したり、BBSやFORUMでひとつのテーマを掘り下げたりとは違いますが、このように個々のサイトで「テーマの連鎖」が起こる(起こす?)というのも興味深いなと思いました。
また僕のような者のdiaryをこまめに読んでいただいているとは、とても嬉しく、恐縮してしまいます。

さて今夜は愚痴です(笑)。ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、僕は音楽関係の仕事をしております。今日、仕事上である資料を閲覧してしました。この資料の内容を詳しく書くことはできないのですが、クラシック音楽の演奏家に関して国の機関がまとめたものです。
資料は分厚い冊子になっていますが、再度これをPCなどでデータベース化したら一目瞭然なのですが、若い演奏家(例えば、最も精力的に活動をしていると思われる30歳代〜40歳代)ってあまり認められていないんだなぁ。
じじぃ、ばばぁばかりが演奏家じゃないんだぞー!
やはり僕達、民間が頑張らなければ音楽文化は育たないのねって思いました。

Wednesday, August 18, 2004

初心

「初心」ってなんでしょう?
これは、phototのすずさんのブログ
http://photot.exblog.jp/878130/
tokyo-photo.netのkaripeeさんのデイリーノーツ
http://www.tokyo-photo.net/weblog/2004/08/httpphotot.html
を受けて考えてみました。

僕が写真を始めた動機については、このサイト内にも書きましたが、
http://home.att.ne.jp/lemon/mniijima/texts/z0403.html#z040301a
ところで「初心」ってどういうことでしょう?
「初心忘るべからず」という言葉があります。これは広辞苑(岩波書店・第四版)によりますと、

学び始めた当時の気持ちを忘れてはならない。常に志した時の意気込みと謙虚さをもって事に当たらねばならないの意。

とあります。
僕が写真を始めたころ、何を撮っていたかなぁ? 吉祥寺や阿佐ヶ谷、神保町でのスナップ。いまの家内。公園の花や、木々の姿、、、
では何を考えて撮っていたかなぁ? イマイチ思い出せません。
ほんとうにそれらを撮りたくて撮っていたか? 絶対に撮りたい! なんとしても撮りたい!という気持ちはありませんでしたね。
これでは「初心忘るべからず」の「当時の気持ち」を忘れているし、「意気込み」もありませんね。

結局、一眼レフのカメラを持ち歩き、街中で構えてシャッターを押す、という「スタイル」が良かったのかもしれません。完全な自己陶酔ですね。

ところが今は確実に「ミュージシャンのライブ・シーン」という撮りたい対象があります。
ライブハウス通いをするようになって、JAZZという古い音楽での新しい可能性を発見できたこと。そしてそれを産み出す若手ミュージシャンたちがとても素敵に見えたこと。だからその素敵な姿を写真に撮ってみたい。かならずや修めてやる〜、って思っています。
そのためにも知識や技術レベルをアップさせたいですし、「う〜んそうじゃない!」「そんなイメージじゃないんだ!」もっと自分でやらなきゃと現像プリントを自分で始めました。
あれれ、ずいぶん意気込んでいますし、謙虚に勉強をという姿勢もありますね。
「初心に返っている」? いやいや、以前はこんな気持ちで写真を撮っていませんでした。
ですから僕にとって「初心」とは、今の時期を指しているのかもしれませんね。

> 「写真を撮りたい」と思って撮っていられたら、それは「初心」だろう。
と先のリンクでkaripeeさんは書かれていますが、どうやら僕もそこへ辿り着いたようです。

Sunday, August 15, 2004

のんびりとした休日に

朝から降る雨に、首都圏の暑さは和らぎ、記録を更新し続けていた「真夏日」も今日はお休み。

家内と娘はまだ(家内の)実家に残っているので、久々にのんびりとした休日を過ごしました。
昼間から現像をしたり、以前撮ったネガを整理したりしていましたが、自家現像を始める前(昨年の秋)に撮ったベタ焼きを見て「あっ、これおもしろいかも」という掘り出し物を発見。今度プリントしてみようかな。

焼きつながり(?)でもうひとつ。
先日の伊豆への旅行で年甲斐も無く「焼いた」僕の背中の皮が剥けてきました。

Saturday, August 14, 2004

人間のムラ

今日、土曜は出勤でした。僕が勤める会社は都心のオフィス街にあり、土日は閑散としています。さらに、お盆ということもあり、人影がホント少ない。

社を出てから新宿へ向かいヨドバシカメラでフィルムなどを買い、その足で少し気になっていたスポットへ。
でもダメだ! 週末は人が多すぎる!
「人」を撮ろうと考えていたのですが、これではレリーズ・チャンスの際、「余計な」人がいっぱい入ってしまうに違いない、と諦め退散してきました。

Friday, August 13, 2004

休暇中

短い休暇も終わり、今日から仕事復帰。とはいえ、通勤電車はガラガラだし、会社内も(うちの夏季休は個別なので)僕と入れ替わりに休みに入った者もいて、とても静か。

今回の休み中、伊豆の今井浜というところへ家族で出かけました。
宿泊している目の前が岩場だったのですが、そこにはもの凄い数のカモメがいました。娘は「か〜うぉ〜うぇ〜の、すーへーさ〜ん (訳:かもめの水兵さん)」とご機嫌でした。
しかしカモメって、こんなに群れるものだろうか?と思っていたのですが、ある夕刻に散歩に出掛けたところ、その謎が解けました。
僕たちが岩場を散策していると、1台の軽トラックがやってきて、海にカモメの餌を撒き始めたのです。
話しを聞くと、(やってきたオジサンと若者は親子で)近所で魚屋を営んでおり、毎日店で余ったアラなどを、捨ててしまうのはもったいないということで、海に撒き、カモメの餌にしているとのこと。
カモメも毎日のことなので、解っているのでしょう。軽トラックがやってきたとき(トラックの姿ではなく、餌の臭いのせいかな?)すでに上空をもの凄い数で旋廻始めていましたから。
人間が海から獲った魚、そして人間が食べないところを、海に返す。これは間違っていない気がします。反面、不自然な量の魚のアラが、不自然なかたちでカモメの口に入る。ここのカモメの数はバランスを失った生態そのものなのでは?
「もったいないですから!」と純な笑顔を見せた魚屋の若者と一緒には笑えませんでした。

Sunday, August 08, 2004

夏休み

今日から夏季休暇を貰い、家族旅行に出かけます。家内と娘は先に(家内の)実家に行っており、今日合流。そして明日9日から2泊ほど伊豆にいってきます。
娘を海に連れて行くこと、静岡東部にある家内の実家からアクセスしやすいため伊豆を選びました。

僕は12日夜に自宅へ戻り、翌13日から仕事復帰。
BBSは旅行中レス遅れるかもしれませんが、携帯からチェック、投稿できますので、書きこんでいただいても構いません(そんな急用ないか!)。

Thursday, August 05, 2004

Henri Cartier-Bresson

有名な写真家集団、MAGNUM PHOTOの公式サイト
http://www.magnumphotos.com/c/Home_MAG.aspx
のトップページはアクセスするたび、マグナムに所属する写真家による様々な作品が入れ替わり見れるようになっている。

現在は、何度アクセスしてもただ一人の男の作品と、他の写真家によるその男のポートレートだけが入れ替わり立ち上がってくる。
その男はマグナムフォト創立メンバーで20世紀の写真世界の上で最も重要なアーティストの一人である、Henri Cartier-Bresson氏である。
そして全ての画像の下には「Henri. 1908-2004」とあり、彼の人生のキャリアが閉じられている。

Henri Cartier-Bresson氏がお亡くなりになりました。95歳で死因不明とのこと。
晩年は写真より、元来目指していた美術のほうに熱心だったようですが、パリの裏路地、第三世界の日の光の下、寒さに凍える社会主義真っ只中のモスクワ、日本、中国、インド、、、、どこへ行っても、全てに美しい造形を伴い、メッセージ性との間で緊張感を高めている彼の写真美学は終わりました。ご冥福をお祈り致します。

Wednesday, August 04, 2004

Edward Weston + Ansel Adams

赤坂で打合せの後、ふと気になって東京写真文化館を覗いてみました。最近の展示企画をチェックしていなかったのです。そしたら! 館が所蔵しているエドワード・ウェストンとアンセル・アダムスの作品展示ではないですか!
時間は? 30分くらいなら大丈夫だな! よしっ!
以前、この館にてアンセル・アダムスを開催していたとき、かなり長い期間の催しであったにもかかわらず見逃してしまい、悔しい想いをしていましたので、なんとラッキーなことでしょう。しかも今日は入場料が半額になる優待日(毎週水曜)でした。

ウェストンさんから、ポートレート、お得意な海岸の静物、ヌード。1938年作「Surf」の波に洗われて黒く光る岩のトーンに目を奪われました。
アダムスさんも有名な「Dogwood, Yosemite National Park, 1938」や「Leaves, Mount Rsinier National Park, 1942」、「White Branches, Mono Lake, 1947」などの全紙の生プリント! クラクラきます。美しい! そして、モネによる絵筆のタッチのように美しい湖面反射を写した「Mono Lake, California 1947」、もうなにも言いません!

期間は8月29日まで。そして多少の展示品入れ替えを行い9月1日から26日までPart2があります。

TCPPコレクション「EDWARD WESTON + ANSEL ADAMS」
東京写真文化館
東京都港区赤坂3-9-1紀陽ビル4F
http://www.tpcc-akasaka.com

Monday, August 02, 2004

印画紙レポート

前回のdiaryで、FORTE社のPOLY-WORMTONE-PLUS-RCという印画紙を使用した旨を書きました。
そのプリントをスキャンしたところ、かなりはっきりとした個性を再現できましたので、使用感のレポート付きで、text/zakkiのページにUPしました。
興味があるかたはこちらをご覧ください。

http://home.att.ne.jp/lemon/mniijima/texts/t0408a.html

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