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Sound Of Silence -darkroom- |
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初現像(準備・購入編) (t040428a) 自分の写真作品をもっとレベルアップさせたいと思い、まずはいままでラボに頼ってきた現像・プリントのプロセスを自ら行ってみようと決めた。 しかし現環境で自宅に暗室を設けるのは不可能。お風呂場暗室も考えたけど、そもそも普段引伸し機を置いておくスペースもない。よってプリントはレンタル暗室を利用することにして、自宅では現像のみ始めてみよう。 そこで手持ちの書籍「モノクロ写真塾(日本カメラ社)」を読みなおす。流れは解るが、初心者が陥りそうな失敗の回避とか、もっと具体的なガイダンスはないだろうかと、ネットを巡る。そしていくつかのサイトで貴重な情報を得ることができた。 現在僕が使っているフィルムはILFORD DELTA、400または3200である。 Kodak Tri-X、TMX、FUJI Neopan400、100、acros100も何度か使ったが、ラボ出しの結果、DELTAが最も僕の好みにマッチしているような気がした。その差は自分で焼いたりしたわけではないので、きっと気分的なものだろうが「気分良く撮影できる」というのもアリかなと思い、続けて使用してきた。 そのILFORDのサイトにPROCESSING YOUR FIRST B&W FILMというPDFがあり、基本的な手法はこの愛用のフィルムメーカーが推奨する方法によって進行することにする。また薬品類も用意できるものはILFORDブランドのものを使用することにした。 そして必要なものを買いにでかけた。そのリストを下に記します。
その他必要品はフィルムをカットするハサミ。これは今まで使用していたものを使う。(気をつけなくてはならないのは、いろいろなものを切っているハサミは刃自体がボロボロになっていて、フィルムをシャープに切れなかったり、刃面にのりなどが付着している場合もあるので、フィルム用に一本新調しても良いかも) それからタイマーまたはストップウォッチ。僕は普通の目覚まし時計で充分だと思ったが、やはりデジタル表示のキッチンタイマーに代えようかな。(その後、100円ショップで210円のキッチンタイマーを購入。カウントアップも設定値からのカウントダウンできる。濡れてもよいようにラップで包んで使用) なおメスカップの類は作業をシュミレーションし、自分にとって必要なものをセレクトして購入しているので、もしこれから始められるかたが参考にする場合、もう一度自分なりに検討してください。 (uploaded on April 28th, 04.) |
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初現像(準備・薬品編、その他) (t040428b) さて、現像タンク・リールを手に入れてから、フィルムの(リールへの)巻きつけの練習をおこなった。 このリールはステンレス製の針金が螺旋状に巻かれ、中心部の金具にフィルムの端を引っ掛け、螺旋の針金に沿ってフィルムを導きながら巻き上げていくのだ。しかし巻き方が悪いとフィルムが前後の周回同士触れ合い、そこが充分に現像液に晒されずムラなどの原因になるとのこと。 家の冷蔵庫には既に品質保持期限が1年くらい過ぎてしまったカラーリバーサル(最近全然撮ってないからなぁ)1本あったので、それをつぶして練習だ。 針金に沿ってフィルムを導いていくプロセスは、リールの持ち方や、指の運び方などのコツを一度覚えてしまうと、かなりスムーズに巻けるようになった。しかし最初の、リール中心の金具にフィルムの端をセットするところが一番難しいと感じた。 最初は目で確認しながら練習。次に手元を見ずに、そしてダークバッグの中でもやり、なんとかコツを得た感じだ。 現像実作業の前にはもうひとつしなければならないことがある。薬品を使用できる状態にすることだ。現像剤は今回ILFORDのID-11とMichrophenの2種類を購入したが、両方とも粉末の状態であるから、これを溶解しなければならない。 まずはID-11から溶かしてみよう。 溶解に必要な水は蒸留水がベストなのだろうが(いろいろと言われているが)、うちはウイスキー工場じゃないのでそんなもの簡単にできないし、精製水なんて買っていられない。よってやかんでよく沸騰させてから冷まして使うことにした。あら熱をとったあと(ID-11、1パッケージは600mL分なので)1リットルほどメスカップに移し替え冷めるのを待つ。 このとき冷水を洗面器などに汲み、そこにメスカップを沈めるなんて思いつかなかったので1時間くらい待つことになった。 ID-11の説明書には30〜40度Cの水で溶解を行いなさいと書いてあったので、37〜8度になったころ説明書どおり、まずは450mLを溶解用のメスカップに移し、2種はいった薬剤のうちアルミのパッケージ(これが現像主薬とのこと)を、水を攪拌しながら、サーっといれる。泡だてないようにクルクルまぜませし、完全に粉末が溶けたのを確認して、ビニールのパッケージ、第2の薬剤をいれる。こちらはそこそこの量があるので少しづつ溶かしながら、完全に粉が見えなくなるまで攪拌する。 そして水を汲み足し、規定の600mLにして出来上がり。用意した保存用のポリビンに移し替え、蓋をしっかりと閉めて涼しく直射日光のあたらない、そして子供が触れることができない場所に保管。 停止液(ILFORD IN1 STOPBATH)、定着液(ILFORD HYPAMFIXER)は両方とも濃縮液体薬品なので、現像液溶解時と同様につくった水を充分に冷まし(特に希釈させる水の温度について書かれていなかったので、使用時と同じように20度Cまで冷ましてから行った)STOPBATHは原液25mL、水975mLで1リットルに、HYPAMFIXERは原液200mL、水800mLで1リットルの使用液を作る。 また水洗後のフィルム乾燥のために水滴防止液FUJI DRYWELも購入していたので、これも使用液をつくっておく。これは1リットルの水に5mLほど加えて保存(ちなみに5mLは調理用の計量スプーンを利用した。) これで薬品類がすべて使用液として準備された。 あと事前に知っておきたくてテストしたことを挙げると、現像タンクに薬品類を注入するのに何秒かかるか、排出するのに何秒かかるのかを計った。 注入には、最初そーっとやっていたら15秒もかかってしまったが、これを10秒に縮めきちんとキャップを閉めるのに5秒。すなわち注入開始から最初の攪拌まで15秒でいけるようにした。排出はザーっと捨てて5秒、一度起こしてもう再度残りをチョロチョロと捨てるのに5秒でトータル10秒。 ちなみに購入した35mm1本用の現像タンクは蓋をした状態(注入排出のキャップだけ外して)で300mL容れることができ、(キャップでなく)蓋をはずすと250mLということが解った。 (uploaded on April 28th, 04.) |
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